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入社数ヶ月で退職…なぜ新卒社員が退職代行「モームリ」を利用するのか?


2024年度、新卒者の退職代行サービス利用数は1,814名に達し、特に5月に298名と利用が増加したことが明らかになりました。利用者の約半数は、入社前の契約内容と実際の労働条件の乖離を退職理由として挙げており、入社数ヶ月以内に退職代行を利用するケースが多いです。サービス業、営業職、医療関連が高い利用率を示しており、人材不足や過重労働が背景にあると考えられます。また、フォロー体制の不足やコミュニケーションの問題も退職を促進しています。企業は、入社直後や大型連休後のフォローを強化することが求められています。デジタルを活用した情報共有が今後の課題となります。

近年、新卒者の退職代行サービスの利用が増加しています。特に2024年度には、退職代行モームリを利用した新卒社員が1,814名に上りました。2024年度新卒社員の退職代行利用者数は、月ごとに異なる傾向を示しました。特に利用者数が最も多かったのは5月の298名で、GWが利用促進の要因と考えられます。また、入社から数ヶ月以内に特に高い利用率が見られることがわかりました。

女性の利用者がやや多いものの、男女比に大きな差は見られませんでした。職種別では、サービス業が318名と最も多く、続いて営業職が222名、医療関連が144名と、業界特有の人材不足や過重労働が背景にあると考えられます。退職代行サービスを利用した新卒社員の約半数は、入社前の契約内容と実際の労働条件の乖離を指摘しています。特に入社から3ヶ月以内に多く見られる傾向があり、その後は人間関係の問題が増加します。

具体的な退職理由として、入社前の説明と実情の違いが数多く挙げられています。例えば、ある美容関連職の女性は、会社の方針が自分の期待と大きく乖離していました。入社時には期待していた研修やサポートがなかったことが、後に退職の決め手となったのです。紹介した事例からもわかるように、職場におけるサポート体制やコミュニケーションの不足が退職を促していることが明らかになりました。

2024年度の調査結果からは、退職代行の利用が多い時期や理由が明らかになりました。特に、入社直後や大型連休後のフォロー体制を強化することが、企業にとって重要な課題として浮かび上がっています。デジタル化が進む現代、企業はデジタルツールを活用し、迅速な情報共有とコミュニケーションを促進する必要があります。

詳しくは「株式会社アルバトロス」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松

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