「このプレスリリース、掲載される確率は何%?」——そんな問いに答える時代がやってきました。AIが広報の“勝率”を見える化します。
メディア掲載の“確率”を可視化
株式会社メタリアルは、メディアに掲載されやすいプレスリリースを自動生成し、その掲載可能性をスコア化する広報支援AI「広報AI」に関する特許を出願しました。同技術は、プレスリリースの内容を6つの評価軸で分析し、掲載確率を5段階で提示するという業界初の試みです。
広報AIは、複数のAIエージェントが対話する独自の生成プロセスを採用。ユーザーが要点を入力するだけで、多角的な視点から共感ポイントを抽出し、読み手の心をつかむ文章へと自動生成されます。タイトル案の提案や市場規模の参考データ出力、ファクトチェック箇所の洗い出しといった実務支援機能も備えており、広報業務全体の効率化に寄与します。
また、事業部から提供されるPDFやPPT資料をもとに、AIが自動的にリリース文を生成する機能も搭載。部署間連携や作業スピードの向上にも貢献します。
現在は精度向上に向けた試験運用段階にあり、今後の外部提供も視野に開発を進めているとのことです。メタリアルは今後も業界特化型のAI開発を強化し、広報やメディア業務の変革を支援していくとしています。
詳しくは「株式会社メタリアル」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 海道