気が付けば2017年もあとわずか。Applivでは様々なジャンルのアプリを取り扱っていますが、その中でもカメラアプリまわりは今年も盛り上がっていました。
昨年は『SNOW』や『Foodie』などの人気アプリがブワーッと普及した年でしたが、今年はカメラアプリ自身よりも、それを活用した様々な写真加工テクが登場した年のように感じます。
というわけで、2017年に流行った写真加工テクを総まとめ! いっきに振り返ってみましょう。
「写ルンです & インスタントカメラ風加工」レトロさがおしゃれ
2017年は何と言ってもインスタントカメラ・使い捨てカメラ風の、レトロな加工が大ブームでした。「写ルンです」の人気も上がり、写真を現像してInstagramに投稿する人も多かったですね。
「写ルンです」が再ブーム! 現像方法からSNSにアップするまでを解説
▲ファッションだけでなく写真にも90'sブームの波が。鮮明すぎないのが逆にクール。
-
『SNOW』の中にインスタントカメラ風フィルターが登場した他、『Gudak Cam』、『Huji Cam』などのインスタントカメラ風アプリも出てきました。
「ザラザラ加工」写真にノイズをあえてプラス
レトロブームつながりで、「ザラザラ加工」の人気も高かったですね。
写真にあえてザラザラとした粒子を入れることでレトロ感を演出。
『PicsArt』、『VSCO』、『Analog Paris』など、いつも使っているカメラアプリで簡単にできるお手軽さも人気の理由でしょうか。
Instagramで流行中「ザラザラ加工」のやり方。ノイズで画像にレトロ感を
「インスタ風加工」インスタの中にインスタ!?
はじめて見たときは「なるほど~!」と思わず関心してしまったのがこちら。写真の中にInstagramと同じようなフレームを入れる加工です。
ただフレームを入れているだけなのに、おしゃれさがグンと上がったような気になれます。
同じ加工方法でロック画面風、音楽プレーヤー風などの派生も生まれました。
流行りの「インスタ風加工」のやり方。素材のDLから合成まで、一から解説
「kirakira+」ゴージャスに光り輝く
モデルやデザイナーなど、ファッション業界から人気に火が付いた『kirakira+』。
以前から人気のラメを散りばめられたようなキラキラ加工ではなく、まさしくキラキラとエフェクトが光りまくるゴージャスなカメラアプリです。
▲写真も動画も、両方対応できるのがGood!
「一部だけが動く写真」不思議で幻想的な1枚に
静止画の一部だけがアニメーションする不思議な写真を作れる『Plotagraph+』も人気でした。
これまでは特別な画像編集の知識やソフトがないとできなかったような加工も、アプリひとつで簡単に作れるように。スマホってすごいですね。
写真の一部が動く『Plotagraph+』の使い方。アートなシネマグラフを作ろう
※『Plotagraph+』は有料アプリですが、『Apple Store』アプリ内から無料でダウンロードできるキャンペーンが開催中です。2018年1月15日まで。
「虹加工」何気ない空を特別な空に
虹って綺麗ですよね。でもなかなか出会えるものではありません。だったら、自分で虹をかけちゃえ!
『カメラ360』の虹を合成するフィルターを使った「虹加工」はなかなか大胆な加工でした。
▲「虹との出会い」というフィルターをかけるだけで、色んなパターンの虹がかかる。
「ミッキー加工」アイスがミッキーマウスに変身!
サーティワンアイスクリームのアイスを、まるでミッキーマウスのように加工するのがプチブームに。
加工方法はとても簡単なので、誰にでもすぐできますよ。
流行らなかったけど編集部が推したい加工2つ
編集部が取り上げた加工テクの中には、流行るかなと思ったけどイマイチ浸透しなかったものも……。でも、ちゃんと可愛いので、ここで改めて紹介させていただきます。
「消しゴム加工」写真の中をスクラッチ
あえて写真の一部だけを覗き見させるような加工方法です。
やり方は簡単。写真の上をペイントで塗りつぶして、出したいところを消しゴムで消すだけ。色々アレンジできるので、自分なりの個性を発揮できますよ。
「散っちゃった」どんなものもパラパラと散り散りに
去年は「溶けちゃった」加工が流行りましたが、次はコレだと提案したのが「散っちゃった」。『PicsArt』の分散機能を使ってパラパラ~っとさせる加工です。
インパクト大なので、こういう機能があるとみんなが気づけばもっと流行るはず……? 簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
溶けちゃったの次は「散っちゃった」! 『PicsArt』のパラパラ加工がかわいい
次はコレがくる? 韓国で人気の「photogray」
今、韓国では「photogray(フォトグレイ)」という、プリクラのような写真プリントが流行中。4枚連続で撮影した写真が縦に繋がっているのが特徴です。
『SNOW』のフィルターの中にも似たようなものが出ましたし、「photogray」を意識したと思われる『4tomatic』というカメラアプリもリリースされました。
▲『4tomatic』で撮影した写真。自動でシャッターを押されていくのが面白い。
2018年はどんな写真加工が登場する?
2017年に流行った加工テク、いかがでしたか?
『kirakira+』や『Plotagraph+』のようにアプリの機能自体にビックリするものから、「インスタ加工」のような発想に感動するものまで、いろんな写真が生まれた1年でした。
はたして2018年はどんな1枚が出てくるのか。楽しみですね。