iOS11よりAR機能(ARKit)が利用できるようになりました。そのためARアプリが数多く登場しています。
そこで今回は、便利なツールアプリや子供と遊べる知育アプリなど、幅広いラインナップで10個紹介。すぐにでもスマホに入れたくなるARアプリを厳選してみました。
1. ブロックを積んでいくだけ。直感的な3Dモデリング『Makebox AR』
まるでマインクラフトが現実世界で楽しめる……そんなアプリがこちら。ブロックを積み木の様にくっつけていけば、オリジナルのピクセル作品が作れます。
▲ブロックを置きたい部分にカーソルを合わせて、タップするだけ。直感的なのですぐに慣れてくる。
2. もう家のメジャーは必要ナシ?『Measure』
カメラで撮影するだけで、あらゆるものの長さを測定できるアプリ。小さい物だけでなく、天井までの高さなどメジャーでは測りにくい所まで調べられるのは、嬉しいポイントです。
ただし、遠くのものを測定しようとすると、大きなズレが出るのが残念……。
▲測定した結果は画面に残り続けるので、高さや奥行きなども同時に測りたいときに便利。
3. カメラをかざすだけで、お部屋の間取り図ができあがる!『magicplan』
家具のサイズを決めるときや、部屋をリフォームしたいときなどに、あると便利なのが部屋の間取り図。
「間取り図」が簡単に作成できるのが、こちらのARアプリ。測定もしなくていいし、図面を書けなくてもいいので、誰でも利用できます。
▲部屋の隅に、ポイントを打っていくだけ。ドアの場所も指定できる。
▲プロが作ったような間取り図が作成できる。
4. 3D家具を配置して、レイアウトを確認!『RoomCo AR』
家具を買うときに心配なのが、レイアウトの問題。3D家具を配置できるので、お部屋のムードを壊さないかチェックできます。
大塚家具や無印良品など、大手ブランドの家具も揃っているのは嬉しいですね。
▲棚やチェアーを置いて、ルームコーデをしっかりと練られる。
5. 空中に絵が描ける。魔法のようなペンが登場『World Brush』
空中にペンで絵が描けるARアプリ。
類似のアプリはいくつかありますが、このアプリの凄い所が「絵が残り続ける」ところ。描いた絵を消さないでおけば、他ユーザーの端末でもカメラをかざすと見られます。
▲描いた絵は、立体的に浮かびあがる。
6. あおむしの成長を見届けよう!『わたしの はらぺこあおむしAR』
人気の絵本「はらぺこあおむし」の主人公を育てられるのが、こちらの知育アプリ。木に実っているリンゴをあげたりボール遊びをしたりして、あおむしの成長を見守りましょう。
子どもと一緒に遊べば、生き物を大切にする心を育めますよ。
▲お外で遊ぶと、本物のあおむしみたいに見えてくる!
7. 今まで以上に星が探しやすくなった『スカイ・ガイド』
ARKitを使って、カメラを向けた方角にある星や星座を教えてくれるアプリ。天体観測のときなどに活用してみては?
▲昼間に撮影したので少しわかりづらいが、空には星座がうっすらと表示される。
8. 人体模型が目の前に!『ヒューマン・アナトミー・アトラス2018エディション』
人体模型や骨格標本などを、ARで間近に表示できるアプリ。医療関係者や医学生向けのアプリなので、解剖学の詳しい情報が詰まっています。
▲机の上にも設置できる。かなり精巧なグラフィックなので、見ているだけでも面白い。
9. ハイクオリティの3Dモデルを観賞しよう『Sketchfab』
3Dモデルを投稿&共有できるプラットフォーム『Sketchfab』。アプリ版では、3Dモデルを現実世界に表示できます。
▲360度から、オブジェクトを眺められる。平坦な場所であれば、どこにでも配置が可能。
▲クオリティの高い3Dモデルが豊富なので、ずっと見ていても飽きない。
10. 複雑すぎる新宿駅を、3D構内図で見てみませんか?『乗換NAVITIME』
人気のアプリ『乗換NAVITIME』もARKitに対応! 駅の構内図をAR表示できるようになっています。
[メニュー]→[便利機能]→[3D駅構内図をARで見る]、と進むことで利用可能。東京駅、新宿駅、大阪駅など、主要な駅を収録しています。
▲ダンジョンとも称される新宿駅。見やすいかと言われると正直微妙だが、複雑なアリの巣を眺めているみたいで楽しい。
どのARアプリも便利&面白かったが、バッテリー消費が激しい!
AR機能をただ単に活用しただけでなく、どのアプリもユーザーのニーズを考えていて、便利なものばかりでした。ですが、数分起動しているだけで端末が熱くなり、バッテリー消費はかなり早め。外出時には不安なので、モバイルバッテリーを持ち歩くほうがいいかもしれません。