犬を『アクセサリー感覚』で飼っている人の共通点5選
犬の飼い主の中には、犬ではなく自分都合を優先して、犬をアクセサリー感覚で扱う人が少なからずいます。犬の気持ちやストレスを考慮せずに接していると、愛犬を不幸にしてしまうかもしれません。
ここでは犬をアクセサリー感覚で飼っている人の共通点を紹介するので、自分に当てはまっていないかチェックしてみましょう。
1.不用意に犬を着飾る
水辺で遊ぶときにライフジャケットを着せたり、寒さを凌ぐために防寒着を着せることは、犬の健康を守る上で大切な配慮です。
しかし、必要のない装飾品が多くついている服を着せたり、不用意なアクセサリーを身につけさせたりする行為は、犬に負担をかけてしまう恐れがあり、飼い主の自己満と言わざるを得ないでしょう。
2.最低限のお世話やしつけを怠る
散歩に連れて行く、ご飯を与える、水を新鮮なものに換える、ブラッシングをする、歯磨きをする、一緒に遊ぶ……など、他にも犬を飼う上で最低限行わなければいけないお世話は山ほどあります。
また、犬を飼うのであれば、無駄吠えや噛み癖、不用意な飛びつきなどの基本的なしつけも行うべきです。
しかし、犬をアクセサリー感覚で飼っている人は、犬の健康や周囲の人への迷惑を考えません。それゆえに基本的なお世話やしつけを怠る人が多く見受けられます。
3.インテリアを優先し安全面に配慮していない
犬を飼うときは、愛犬が誤飲したり転倒したり、ぶつかって怪我をしたりしないように部屋の環境を整えてあげる必要があります。
しかし、アクセサリー感覚で飼っている人は、犬の安全面を優先せず、自分好みのインテリアを優先する人も多いです。
そのため、かっこよさや可愛さ、雰囲気の良さを優先してしまい、「それは犬の過ごす部屋に置いていると危ないのでは?」「ここは対策すべきでは?」と周囲が見てヒヤヒヤする環境で飼育していることも……。
4.SNSに写真や動画を上げるために無理強いする
近年、SNSに可愛い愛犬の写真をアップする人が増えています。SNSを楽しむこと自体は全く問題ありませんが、高評価やインプレッション稼ぎのために愛犬に無理を強いることは絶対にやってはいけません。
犬の中にはスマホであってもカメラを向けられることにストレスを感じる犬がいます。長時間、同じ姿勢のままポージングさせたり、装飾の多い服を無理に着せたり、時には犬に負担のかかる行為をして面白おかしく撮影したり……。
こうした行為は犬の気持ちを尊重せず、飼い主の欲望を満たしているだけに過ぎないので、あらためてSNSとの向き合い方を考えてみましょう。
5.自分都合を優先し犬に大きな負担を強いる
その他にも、愛犬の気持ちやストレス度に配慮せず、自分都合を優先する振る舞いをする人は、犬をアクセサリーのように考えている節があります。
- 犬の気持ちや健康状態を配慮せずに連れ回す
- 過度に長時間、ひとりぼっちで留守番させる
- 犬を家に置いて外泊する
- 犬が体調不良になっても動物病院に連れて行かずに放置する
また、自分の機嫌の良し悪しで接し方を変えたり、飼い主の気分によってはまったく構わない日があったりと、飼い主の気分で生活リズムやコミュニケーション方法が大きく変わる行為も該当します。
愛犬の幸せや気持ちを最優先に考えて
犬をアクセサリー感覚で飼っていると、気付かぬ間に犬に強いストレスを与えてしまい、体調不良や関係悪化につながる恐れがあります。
日々、愛犬に負担をかけ、幸せを感じられない不幸な日々を送らせることになりかねないので、飼い主の気分や都合を優先するのではなく、まずは「これをやったら愛犬にストレスがかかるか」「安全面は大丈夫か」「健康状態に問題はないか」などをよく考えて行動しましょう。
まとめ
自分では気づけない『アクセサリー感覚』は、愛犬に強いストレスや不安を与えたり、危険な状況に陥らせることが懸念されます。今回紹介した特徴に1つでも当てはまる方は、今すぐに考えをあらためて、愛犬の気持ちを優先して行動することを心がけてください。
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