犬が人に体をぶつけてくる6つの心理
犬が「ドーン!」と人に体当たりしてくるのは、何らかの理由が隠れているものです。中には、急を要するものや体調に異変がある場合もあるので、「どうしたの?」と理由を考えてあげましょう。
以下では、犬が人に体をぶつけてくる6つの心理をご紹介します。
1.甘えたい
犬は甘えたい気持ちが高まると、人に体当たりをしてくることがあります。飼い主さんに体をぶつけたり、スリスリしてきたりするのも同じような心理状況であることが多いです。
「触ってほしい」「体を撫でてほしい」という要求から、体当たりしているのかもしれません。もしかすると、過去に同じ行動をした際に遊んでもらえた経験がある可能性があります。
2.信頼している
犬が人に体をぶつけたり、くっ付けたりするのは、その人のことを信頼しているサインです。とくに、ヒップアタックと呼ばれるお尻をぶつける行為が見られる場合はその可能性が高いでしょう。
犬にとって急所であるお尻や背中を見せるのは、心から信頼していると考えられます。飼い主さんであれば、愛情表現のひとつだと捉えてみてください。
3.興奮している
遊んでいる最中や飼い主さんが帰宅後といったシーンに体をぶつけてくる場合は、嬉しさで興奮が高まっていることを表しています。信頼や愛情を伝えようとしている、可愛らしい行動でもありますよ。
ただ、興奮状態に陥りやすい犬は、転倒などによるケガに注意する必要があります。興奮すると手がつけられなくなる場合は、体をぶつけてきても無反応の態度を取りましょう。
興奮する前に、「おすわり」や「ふせ」といったコマンドでクールダウンさせるのがおすすめです。
4.こっちを見て欲しい
人が作業に没頭している最中に犬が体当たりしてくるのは、「こっちを見て!」「かまって!」という気持ちが含まれています。自分に注目してほしい一心から、ドーンと体をぶつけてきたのかもしれません。
「どうしたの?」と愛犬の様子を見るのも大切ですが、一度でも反応してしまうと体当たりが癖になる可能性があります。体当たりをされた直後は反応せずに、愛犬の様子が落ち着いてから遊んであげるとよいでしょう。
5.不安や恐怖心がある
普段とは違う雰囲気で、愛犬が体をぶつけてくる場合は、原因を探ってみてください。不安や恐怖心を抱えており、飼い主さんに気付いてほしくて体当たりをしているのかもしれません。
遠くから怖い音がする、危険を感じる人が近づいてくるなど、周囲に異変がないか確認してみてください。また、愛犬自身に何か変化が起きていないか、よく観察してみるのも大切です。
6.かゆみを何とかしたい
愛犬の体当たりに違和感がある場合は、体に異変が起きていないかボディチェックを行ってみてください。顔や耳、頭などにかゆみや痛みなどを感じているのかもしれません。
ほかにも、口の中や首などに不調が起きている可能性もあります。「飼い主さんに気付いて欲しい」という状況から、体当たりという行動に出た可能性も考えてみてください。
まとめ
犬が人に体をぶつけてくる行動は、一風変わっていて笑いを誘う場面も多いですね。甘えや信頼の気持ちが高まっている犬には、たっぷり愛情を返してあげましょう。
中には心配な心理が隠れている場合もあります。犬の体当たり行動を軽視せずに、「どうしたの?」と観察してあげることが大切です。
もし原因がわからず、違和感を感じた場合は獣医師に相談してくださいね。
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