犬が家の中で大騒ぎする理由
1.飼い主や家族が帰宅して嬉しいから
犬が家の中で大騒ぎするのは、飼い主や家族が帰宅して嬉しいからです。
出かけるときにテンション低めでお見送りをしてくれた愛犬が、帰宅したときには大興奮でお出迎えをしてくれて、飼い主や家族にとっては癒しでもありますよね。
大興奮で大喜びしながら出迎えてくれるのは、愛犬からの愛情表現でもあります。玄関先で飛び跳ねたり、リビングを猛ダッシュで走り回ったりすることがあるのではないでしょうか。
しかし、この行動は犬にとって危険を伴います。滑ったり転倒したりするリスクがあり、脱臼や骨折などの大怪我を負ってしまうこともあります。
チワワやポメラニアンなどの超小型犬であれば、嬉しくて飛び跳ねただけで、大怪我を負ってしまうこともあります。
帰宅したときに愛犬が嬉しくて大騒ぎするときは、落ち着くまでハウスで待機させるか、逆にテンション低めで対応しましょう。飼い主や家族が興奮したり、大袈裟に対応したりすると、犬の興奮を煽ってしまうことがありますので注意しましょう。
2.お散歩に連れて行ってもらったから
犬が家の中で大騒ぎするのは、お散歩に連れて行ってもらって「満足した」もしくは「満足できなかった」からです。
お散歩に満足して帰宅したときは、嬉しい気持ちを表現してお家の中で大騒ぎしてしまうことがあります。
「待て」「おすわり」をさせ、落ち着かせてあげましょう。興奮したままお水を飲んだりごはんを食べたりすると、喉に詰まらせたり消化不良を起こしたりすることがあるため注意しましょう。
お散歩に満足できないまま帰宅したときは、体力が余っていたりストレスを感じていたりするため、エネルギーを発散するかのようにお家の中で大騒ぎしてしまうことがあります。
雨や暑さなどでお散歩する時間が短くなってしまうときは、お家の中でも安全に楽しむことができる遊びを取り入れて発散させてあげましょう。
3.ごはんやおやつを期待しているから
犬が家の中で大騒ぎするのは、ごはんやおやつがもらえることを期待しているからです。
嬉しさから興奮するあまり、大騒ぎしてしまいます。全身で喜びを表現している犬って可愛いですよね。
しかし、お家の中で大騒ぎすると近所迷惑になってしまうこともありますし、走り回ると犬が怪我をする恐れもあります。
落ち着かせるために、「おすわり」「待て」が十分にできてから与えてあげてください。
4.刺激に敏感で警戒心が強いから
犬が家の中で大騒ぎするのは、刺激に敏感で警戒心が強く興奮しやすいためです。
外から聞こえてくる物音や声に敏感に反応し、唸ったり吠えたりして警戒することがあります。よって音の正体を探し回り、家の中をウロウロと歩いたり走ったりしてしまいます。
窓の外に向かって激しく吠えてしまうこともあるため、「近所迷惑になるのでは…？」と心配になる飼い主さんもいるでしょう。
この行動は、犬種特有の行動かもしれませんし、愛犬が生まれ持った性格が関係しているかもしれません。騒ぎ始めたらすぐに「待て」の指示を出して、落ち着かせるようにしましょう。
「ハウス」をしつけておくと、騒ぎ始めたときにケージやクレートの中で落ち着かせるということもできるかと思います。
しかし、「ハウス」のしつけができていないうちに「騒いでうるさいから」という理由でケージやクレートに閉じ込めてしまうのはNGです。しっかりと「ハウス」を教えてからにしましょう。
まとめ
犬が家の中で大騒ぎする理由を4つ解説しました。
- 飼い主や家族が帰宅して嬉しいから
- お散歩に連れて行ってもらったから
- ごはんやおやつを期待しているから
- 刺激に敏感で警戒心が強いから
犬が騒ぐ理由は様々にありますが、興奮していることがほとんどで、犬自身が感情や行動を上手くコントロールできなくなってしまっている可能性があります。
飼い主は愛犬を落ち着かせるための行動をしましょう。「待て」「おすわり」ができると、より安全に生活を送ることができます。
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