犬と良い関係を築くために欠かせないこと
1.基本的なしつけを行うこと
犬と良い関係を築くために欠かせないことは、基本的なしつけを行うことです。基本的なしつけが行われていれば、叱ることが少なく、褒めることが多くなります。
「待て」「放せ(ちょうだい)」「戻れ(おいで)」など、しつけとは愛犬の安全と命を守るためのものを言います。
十分なしつけを行っていれば、犬は常に良い行動をし、悪い行動をすることは滅多にありません。
飼い主が危険だと判断したとき、指示を出せば確実に従うことができ、愛犬の安全と命は守られます。危険な行動による怪我や病気をすることがなく、治療費もかかりません。
基本的なしつけをされた犬は、飼い主に叱られることが滅多にありません。他人に迷惑をかけることもほとんどありません。
そのため、飼い主と愛犬との良好な関係が築かれ、周囲との関係も良く保たれます。
基本的なしつけの中には、トイレトレーニングも含めておくとよいと思います。愛犬は我慢をする必要がなく、飼い主はお漏らしに苦しむことがなく、お互いにストレスのない生活を送ることができます。
2.接し方に一貫性を持つこと
犬と良い関係を築くために欠かせないことは、接し方に一貫性を持つことです。飼い主の気分や機嫌、都合によって接し方が異なると、犬は不安になったり、不信感を持ったりします。
いつも許されていたことに対し、今日はダメだと言われてしまえば、犬は混乱します。いつもダメだと言われていたことに対し、今日はOKだよと許されてしまえば、危険な行動に繋がる恐れがあります。
良いものは一貫して良い、悪いものは一貫して悪い、と示すようにしましょう。
犬は、いつも通りであることに安心を得ます。いつもとほんの少し違うことにも敏感で、不安になったり恐怖を感じたりします。
自分自身の気分や機嫌や都合によって、愛犬への接し方が変わってしまうことを恐れるのであれば、まずは飼い主自身の心が健康であることが大切だと思います。
3.適度な距離を保つこと
犬と良い関係を築くために欠かせないことは、適度な距離を保つことです。適度な距離とは言っても、犬それぞれに違いがあるため、愛犬にとっての心地良い距離感を知る必要があります。
飼い主とベタベタくっついて過ごすことが大好きな犬もいます。飼い主の後をついて回り、くつろぐときは必ず隣に寝転がり、常に一緒に行動したがります。
逆に、ごはんやおやつをもらうとき、お散歩に行くとき以外は飼い主に全く興味がない、という犬もいます。
前者である場合、長時間のお留守番をさせるなど、飼い主と離れる時間が長くなったとき、不安感が強くなることがあります。分離不安を発症する犬もいます。
後者である場合、飼い主の方から不必要に距離を詰めようとすると、飼い主を威嚇したり、飼い主から逃げ回るようになったり、身を隠してくつろぐようになったりすることがあります。
一緒におもちゃで遊ぶ時間やお散歩に行く時間は思いっきりスキンシップやコミュニケーションをし、それ以外の時間は愛犬にもひとりで過ごす時間を与えることで、両者ともトラブルなく過ごせるでしょう。
まとめ
犬と良い関係を築くために欠かせないことを3つ解説しました。
- 基本的なしつけを行うこと
- 接し方に一貫性を持つこと
- 適度な距離を保つこと
愛犬と飼い主の関係性は、一度崩れてしまうと再構築が困難になります。築いた関係性を保ち続けることも大切にしなければなりません。
これから初めて犬を飼う方にも、愛犬との関係性をより良くしたい飼い主にも、この3つを意識してもらえるとうれしいです。
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