犬との日中の散歩が危険な時期はいつから?
気温が上がり始める季節は5月ごろからとなり、犬との日中の散歩が最も危険な時期は7月8月となります。また、気温が下がり始める9月後半までは油断はできません。
この暑い時期は熱中症や肉球のやけどのリスクが非常に高まるため、日中の散歩は控えるべきです。なお、エアコンの効いた涼しい室内でも、気温が高い日は熱中症になるおそれがあります。
犬は人間のように汗をかいて体温調節ができないため、熱中症になりやすいことを理解しましょう。とくに子犬やシニア犬、肥満気味の犬、疾患を持つ犬、短頭種、寒い地域出身の犬種は熱中症のリスクが高まるため注意が必要です。
犬の散歩をする際に注意すべきこと
気温が上がり始める季節に犬の散歩を行う際に、注意すべきことをご紹介します。具体的な熱中症ややけど対策をチェックしながら、愛犬が快適に散歩を楽しめるようにサポートしていきましょう。
太陽が出ている時間帯は避ける
暑い時期の10時ごろから19時ごろまでの時間帯は、できる限り散歩に出かけるのは避けましょう。太陽が出ている時間帯は気温が上昇するため、熱中症ややけどのリスクが高まります。
気温が25度以上の中での散歩は避けて、たとえ夕方であっても熱中症になる可能性があるため注意しなければなりません。日中に散歩を行っている方は時間帯をずらし、早朝または夜間の散歩への変更をおすすめします。
熱いアスファルトを避ける
夏場のアスファルトは照り返しが強まり、地面に近い位置を歩く犬はさらに危険が高まります。熱中症ややけどを回避させるために、熱いアスファルトを避けることが大切です。
たとえ気温が25度以下であっても、アスファルトに蓄積された熱がこもっている場合もあるため注意しなければなりません。散歩を行う際には、飼い主さんが手で触って熱くないかどうかを確認してみてください。
日陰の多い街路樹や草木の多い公園など、犬が快適に歩ける環境を探しておくとよいですね。どうしてもアスファルトを避けられない場合は、ドッグカートに乗せるなどの対策を行いましょう。
短時間で終わらせる
気温が高い時期の散歩は、犬への負担も大きくなります。散歩はできるだけ短時間で済ませるように工夫をしましょう。
日陰のあるスポットを探しておいて、休憩を取りながら行うのもおすすめです。ただし犬のパンティングが速い場合は、速やかに散歩を終了させてください。
十分な水分補給を行う
暑い季節の散歩は、水分補給を欠かさずに行いましょう。犬が簡単に給水できるグッズなどを携帯するなど、いつでも水を飲めるように準備を整えてから出かけてください。
また、飼い主さん自身も給水を忘れずに行ってくださいね。
常に犬の体調をチェックする
散歩に出る際には、常に愛犬の体調をチェックしながら行いましょう。息切れや舌を激しく出す、よだれが多い、落ち着きがない、体が熱い、目や口の粘膜の充血といった熱中症の初期症状が見られたら、速やかに涼しい場所に避難を行います。
愛犬の体を冷やして、早急に動物病院の診察を受けてください。熱中症は命に関わるため、くれぐれも無理のない範囲で散歩を行いましょう。
まとめ
犬の散歩は想像以上に熱中症ややけどのリスクが高く、たとえ春先でも体調を崩すおそれがあります。散歩の時間をずらすことは簡単なことではありませんが、愛犬の健康を守るために工夫を重ねてみてください。
熱中症は室内でも起こるため、エアコンを利用しながら快適に暮らせる環境を整えてくださいね。
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