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犬が人間のことを『心配』しているサイン5選 飼い主の感情の変化をどうやって感じ取っているの?


犬は飼い主の感情を敏感に感じ取ることができ、声のトーンや表情、行動の変化、匂いなどを通じて「喜び」や「悲しみ」などを察知します。犬は人間との強い絆を持ち、飼い主が落ち込んでいる時などは特に敏感に反応します。一緒に寄り添う、顔を覗き込む、手を舐めるといった行動を通じて心配する様子を示す犬も多く、その感受性はセラピー犬としての活動にも活かされています。中には、飼い主に強く共感しすぎて、食欲不振や元気を失う場合もあります。飼い主は犬にストレスを与えないため、日常の中で「大丈夫」と安心感を与えることが大切です。

犬は飼い主の感情の変化を敏感に感じ取っている

女性を見つめる犬

犬は社会性や共感能力の高い動物です。仲間として認めている飼い主や家族の感情の変化は、敏感に感じ取る犬が多く、その感情に合わせて一緒に喜んだり悲しんだり、時には飼い主以上に落ち込んでしまうこともあります。

では、犬は飼い主の感情の変化をどのように感じ取っているのでしょうか。

  • 声のトーン
  • 表情
  • 行動の変化
  • 仕草
  • 汗などの体臭

飼い主の普段の様子と比較し、声のトーンや表情の変化、行動や仕草の違いから「機嫌が良さそうだ」「嬉しいことがあったのかな?」「なんだか元気がないな」「怒っているのかも……」と感情の変化を敏感に感じ取っています。

また、人間の汗は感情によって匂いが変わると言われています。人間同士では感じ取ることができない僅かな変化ですが、嗅覚の優れている犬にとっては、人間の体臭の変化も感情を理解するヒントになるのです。

犬が人間のことを『心配』しているサイン5選

女性の顔を舐める犬

飼い主が落ち込んでいたり悲しんでいる時、犬は飼い主の表情や声のトーン、行動の変化などから敏感に感じ取ります。そして、飼い主のことを心配する様子を見せてくれることもあるのですが、犬が人間を心配している時、どのような行動をとるのでしょうか。

1.そばを離れようとしない

犬が相手のことを心配している時、その気持ちを一緒に共有したい、何か助けになってあげたいという心理からそばを離れようとしない犬が多くいます。

何をするでもなく、元気がない時には隣にそっと寄り添っていてくれる愛犬に心が救われた、癒されたという人も多いのではないでしょうか。実際、こうした行動でセラピー犬として活躍している犬も多くいます。

2.顔を覗き込むように見つめる

見上げる犬

犬が人間のことを心配している時、「どうしたのかな?」とより感情を読み取ろうと相手の顔を覗き込むような行動を取ったり、下から見上げるように表情を観察してくることも。

人間同士でコミュニケーションをとる際も、「どうしたの?」と相手の顔色を伺うことがありますよね。その状況と同様に、犬も人間を心配しているときは顔を覗き込むように見つめてくることがあるのです。

3.手を舐めたり前足で触れたりする

相手が落ち込んでいたり悲しそうな様子を見せているとき、犬は「どうにかして元気になってもらいたい」「少しでも心を落ち着かせてあげたい」という思いから、相手の手や顔周りを優しく舐める犬は多いです。

「大丈夫?」「僕はここにいるよ」と気持ちを伝えるように、前足でチョンと触れてみたり、まるで相手の心を落ち着かせるかのように腕や手の上に前足を重ねてくる犬もいます。

4.遠くから観察するようにじっと見つめる

ソファから見つめる犬

「私の愛犬は私が落ち込んでいても近寄ってきてくれない」と思う方もいるかもしれません。しかし、そんなとき、愛犬は遠くからあなたのことをじっと見つめていませんか。

犬によっては近寄るのではなく、遠くからそっと見守ることで相手の気持ちが落ち着くのを待とうと考える犬もいます。人間も相手の慰め方にバリエーションがあるように、犬もそれぞれ慰め方が異なるのです。

また、飼い主がいつもと違う様子を見せていることに不安を覚え、不安による恐怖を感じて近寄れない……という心理状態に陥る犬もいます。

5.食欲や元気がなくなる

驚くべきことに、犬によっては大切な飼い主や家族の感情に共感しすぎるあまり、自分が食欲を失ってしまったり元気を消失してしまうといった状態に陥る犬もいます。

食欲や元気がなくなっているため、病気なのではないかと心配していたけれど、飼い主が忙しなく動いたり元気そうな様子を見て、再び食欲も元気も取り戻したという話は珍しくありません。

飼い主や家族といった大切な存在に起こる出来事を犬たちは自分ごとのように捉えてしまいます。そのため、体調に変化が現れることも少なくないのです。

まとめ

犬を撫でる女性

愛犬が飼い主のことを心配している様子を見せているときは、ストレスを与えないためにも早めに立ち直り、「大丈夫だよ」と元気そうな様子を見せてあげてください。笑顔や高めの声のトーン、元気よく動き回る飼い主を見ることで、犬も安心感を取り戻せるでしょう。


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