怖いイメージがある犬種
1.シベリアンハスキー
鋭い眼つきとピンと立った耳、がっしりした体つきが特徴の大型犬です。オオカミの遺伝子が濃く残っており、外見にも怖い印象があります。
しかし人懐っこくてフレンドリーな性格の持ち主です。家族以外の人や犬とも仲良くできる個体が多く、甘えん坊で寂しがり屋な面もあります。
2.ジャーマンシェパード
毛色は茶か黒、ピンと立った耳と高い身体能力を持つ大型犬です。警察犬にもよく使われていて見た目は怖いですが、主人には忠実で優しい性格です。
運動が好きで仲間を大切にするので、子どもの遊び相手にもなるでしょう。事故が起きないようにきちんとしつけはしなければいけません。
3.ロットワイラー
筋肉質の体、黒毛に茶の模様が特徴の大型犬です。牧場で牛を移動させる犬、現金や家を守る警備犬として活躍していました。警察犬にも使われています。
番犬の役割をしていたので自分を攻撃してくる相手には強い態度をとります。しかし仲間に対して優しく、主人に忠実で素直な性格です。
4.セントバーナード
『アルプスの少女ハイジ』に登場する犬種です。スイスの雪山で山岳救助犬として活躍してきました。
体重は60㎏を超える個体もあり、太くて大きな体が特徴です。人間をソリに乗せて引っ張ることができるので力は強いですが、温厚でのんびりした優しい性格です。
5.グレートピレニーズ
フランスのピレネー山脈原産の大型犬です。牧場で家畜を守る番犬として活躍してきました。体全体は白で、個体によって黒や茶の模様があります。
人懐っこく子どもの遊び相手にもなります。しかし番犬だったので攻撃性がないとは言えません。体重が60㎏を超える個体もあり、飼い主の体力ときちんとしたしつけは必須です。
大きな犬を飼う注意点
充分な運動量を確保する
どの犬種にも言えることですが、犬には毎日充分な運動量を確保しなければいけません。犬は運動量が足りないとストレスが溜まり、無駄吠えや噛みつきなどの問題行動に繋がります。
特に強面で大きな犬は力が強いので、他の人や犬と遊ぼうとして少し力が入っただけでもケガをさせる危険性があります。
また声も大きいので近所迷惑になりやすいです。トラブルにならないためにも毎日1時間以上は散歩させてください。
広い飼育スペースを確保する
大型犬がいる家には広い庭があることが多く、山奥の別荘地に住んでいる人もいます。牧場で護衛犬として働いていた犬種も多いので、広い庭で自由にさせておくのは理想的です。
犬を飼うのに必ずしも戸建てで庭付きである必要はありませんが、広い飼育スペースは確保しなければいけません。
犬にストレスを溜めさせないように、広い寝床と軽く運動できるくらいの場所は用意してあげましょう。
しつけをしっかりする
小型犬であれば他の人に近づいたり飛びついたりしてもケガをさせることは少ないです。しかし大型犬は同じことをしたらケガをさせる危険性が非常に高いです。
大きくて力の強い犬を迎えたら、子犬のうちから訓練士の指導を受けても良いでしょう。飼い主の指示を聞いて動く、引っ張らない、他の人に飛びつかないといった基本的なしつけを身に着けることはとても大切です。
まとめ
犬の性格は生まれつきも関係していますが、やはり飼い主の育て方によって決まります。初めて犬を迎えるという人には『怖いイメージがある犬種』は向いていないでしょう。
大型犬を飼い始めてから別荘地に移住したという人も多いです。犬を迎える際にはどのくらいの時間とお金をかけてあげられるかよく考えることを忘れないでください。
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