犬の飼い主に贈っても喜ばないプレゼント
1.サークルやケージ
犬の生活スペースとして使うサークルやケージ、ハウスなどは、とても必要性の高いアイテムです。
しかし、必要だからこそ飼い主がすでに用意していることがほとんどで、新たにプレゼントされても困ってしまうことが多いと思います。
これらのものはサイズも大きく、それぞれの家庭の環境や生活スタイルに合ったものを選ぶ必要があります。それを飼い主への相談なしに選んで贈ってしまうと、ありがた迷惑になることも十分考えられます。
このようなものをプレゼントする場合は、飼い主に必要かどうか、またどのようなものがいいのかをきちんと確認しておくことをおすすめします。
2.ドッグフード
犬の飼い主にプレゼントするとき、飼っている犬にも喜んでもらえるものを贈りたいと思って、食べ物を選ぶことも多いと思います。
確かに、食べることが好きな犬は多いので、おやつなどをプレゼントすると犬にも飼い主にも喜んでもらえることは多いと思います。
しかし、少し気をつけたいのがドッグフードのプレゼントです。
毎日主食として与えるドッグフードは、犬の健康を大きく左右するもののため、品質にこだわって選んでいる飼主も少なくありません。
また、特定の原料にアレルギーを持っていたり、お腹が弱かったりと犬によって体質も様々なので、合わないドッグフードを贈って困らせてしまうことがあります。
3.トレーニンググッズ
犬のしつけやトレーニングに使えるアイテムも、最近では様々なものが簡単に手に入ります。
本来は専門的な知識と技術が必要なしつけ道具も、インターネットなどで手軽に買えてしまいます。
「自分の愛犬に効果的だったから」「口コミで評判がいいから」といった理由で、こうしたアイテムをプレゼントする人もいるようですが、これはあまりおすすめできません。
犬のトレーニンググッズは、その犬の気質や行動に適したものを選ぶ必要がありますし、知識なく使っても効果が得られないことが多いでしょう。
また、トレーニンググッズをプレゼントすることで、「もっとしつけしろってこと?」「うちの犬のしつけが悪いってこと?」などと悪い意味で受け取られてしまうこともあるので注意しましょう。
4.犬
「犬を飼っている人に犬をプレゼントすることなんてある!?」と思う人も多いと思いますが、動物をプレゼントすることは意外と多くあることです。
近年では、動物愛護の意識も高まってきており、ペットショップでひとめぼれした犬を飼うことやクリスマスプレゼントとして子どもに犬を買い与えることなどが問題視されるようになりました。
しかし、依然として家族や恋人などに犬をプレゼントする人は一定数いて、すでに犬を飼っている人にも「1頭じゃ寂しいだろうから」「今いる犬の兄弟代わりに…」と犬を贈ることがあるのです。
いうまでもありませんが、犬を飼うことを決めるのは、飼い主になる人自身でなければなりません。それは、すでに犬を飼っていようがいまいが、変わりのないことです。
犬を飼うということは、命に対する責任を持つということなので、簡単に決めたり始めたりしていいことではありません。
ましてや、プレゼントされて飼い始めるといったことは、決していいスタートとはいえないでしょう。
犬を飼うという決心や覚悟は、飼い主になる人が自発的に持つべきものです。
どんなに犬が好きな人であっても、犬が欲しいといっている人であっても、プレゼントとして犬を贈るのは絶対にやめましょう。
実際に、プレゼントされた犬が捨てられてしまうということがあり、保健所や愛護センターに持ち込まれることもめずらしいことではありません。
そのような悲しい結末を迎えることがないように、犬を含めた生き物をプレゼントすることはどうかやめてください。
まとめ
犬の飼い主にプレゼントを贈るとき、犬のまつわるものを選びたくなるものだと思います。
しかし、犬の生活に必要なものはすでに買い揃えられていたり、サイズ選びがむずかしいものが多かったりと、喜んでもらえるものを見つけるのは大変だと思います。
いくつあっても困らない消耗品や普段その犬が食べているおやつなど、失敗しにくいものを選んだり、飼い主に事前に相談したりして、心から喜ばれるプレゼントを贈りましょう。
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