犬に教えておくべきしつけ11つ
これから犬を飼う人に知ってほしい、犬に教えておくべきしつけ11個をご紹介します。子犬期から始められるしつけを、大まかな順に並べてみました。
成犬になっても続けるべきしつけ内容なので、振り返りとしてもご活用ください。
1.名前を覚えてもらう
まずは愛犬の名前を繰り返し呼んで、自分の名前を覚えてもらいましょう。自分の名前を認識させておくと、緊急時に呼び戻しをしたいときに役立ちます。
名前を呼んで来てくれたらおやつを与えるようにすると、スムーズに覚えてもらえますよ。
2.アイコンタクト
犬が名前を呼んで振り返るようになったら、その時アイコンタクトも取ってみてください。意識を飼い主に向けることができ、コマンドのトレーニング時にも集中できます。
犬が目を合わせるのは信頼した相手だけなので、最初からしつこく行わないのがコツです。名前を呼んでアイコンタクトが取れたら、しっかり褒めてあげましょう。
3.トイレトレーニング
トイレトレーニングは子犬の頃からスタートします。起床時、食後、遊んだ後などタイミングを決めてトイレに誘導しましょう。
そこでトイレが成功したら、おやつを与えて褒めます。その場をくるくる回る時もトイレのサインなので、タイミングを見逃さないのがポイントです。
4.ボディコントロール
ボディコントロールとは、人に慣れさせるために行う大切なしつけです。動物病院やペットサロンなどで、ほかの人に触れられても嫌がらない犬に育てるという目的もあります。
また、爪切りや歯磨きといったボディケアを行うためにも、ボディコントロールを毎日続けましょう。
全身触れるようになることを目標にして、少しずつ犬に触れる範囲を増やしましょう。触られることに慣れてきたら、マッサージやブラッシングをしながらボディチェックも行うようにしてくださいね。
5.コマンドのトレーニング
愛犬が環境に慣れたら、少しずつコマンドのトレーニングを進めましょう。アイコンタクトを取りながら、「おすわり」「まて」「ふせ」「おいで」のコマンドを教えていきます。
できたら褒める、を繰り返し、根気強く続けることが大切です。褒めるときは「よし!」と高い声で伝え、いたずらをした時は「ダメ!」と低い声で伝えます。
6.食事のしつけ
犬の食事は催促されてから与えるのではなく、飼い主さん側のタイミングで与えるのが大切です。また、拾い食いをしようとしたら「ダメ!」と注意をしてください。
犬が食事中はそっと見守り、手を近づけたり皿を取り上げたりしてはいけません。食事を残したらすみやかに片付けて、その時に食べないといけないことを教えましょう。
7.ハウストレーニング
病院の診察や車での移動、災害時のために日頃からハウストレーニングを行っておきましょう。犬にとって落ち着く居場所であることを覚えさせ、リラックスしてもらうことも目的のひとつです。
最初はおやつで誘導を行い、クレートの中で過ごすのに慣らします。慣れてきたら「ハウス」と言いながらクレートに誘導して、扉を閉めましょう。
扉を閉める時間を徐々に伸ばしていくと、スムーズに覚えてくれますよ。
8.吠え癖への対策
「ワンワン!」と吠えるのにはそれぞれ理由があります。まずは理由を探り、犬からの要求には応じないことが大切です。
吠えるパターンがわかってきたら、興奮状態に陥る前に「おすわり」「ハウス」などでクールダウンさせます。それでも吠え続けるときはおもちゃで気を紛らわせ、吠えるのをやめたら褒めてあげましょう。
9.噛み癖への対策
犬に噛み癖をつけないためには、子犬の甘噛みからしっかり対策を行うのが重要です。噛んでいいのは犬用のおもちゃに限定し、人に噛んだら「だめ!」とひと言注意してその場を去りましょう。
犬が物を噛むこと自体は本能からくる行為なので、悪いことではありません。ストレス発散のためのおもちゃを与え、運動や遊ぶ時間をしっかり確保してあげましょう。
10.リードのトレーニング
散歩デビューが決まったら、リードのトレーニングを始めましょう。犬を自由にさせるのではなく、リードを短く持ったまま飼い主さんの隣を歩かせるのが目標です。
引っ張り癖があると散歩が上手くいきにくく、ほかの人や犬に飛びついてしまう可能性も出てきます。最初から上手くはいかないので、隣を歩けたらおやつのご褒美を与えて、また歩く…を少しずつ繰り返してみてください。
11.留守番のトレーニング
犬に留守番を教えるには、少しずつ飼い主さんと離れる時間を増やすのがポイントです。犬を残して隣の部屋に行き、30秒、5分、10分…という具合に時間を伸ばしていきます。
愛犬が安心して過ごせる環境を整え、ケージの中に入れて行動範囲を制限しておきましょう。慣れるまでは長時間の留守番は避け、愛犬がストレスを抱えないようにケアを行ってくださいね。
まとめ
今回は、犬に教えたい基本的なしつけ内容をご紹介しました。どれも犬を飼育する上で必要不可欠であるため、ぜひ取り入れてみてください。
犬のしつけは成犬になっても続く大切なものです。もし上手くいかない時は、獣医師やドッグトレーナーなどの専門家に相談するのがおすすめですよ。
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