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犬が恐怖を感じる『絶対NG行為』4選 ついやってない?飼い主の行動が愛犬を苦しめていることも…


1.後ろから強く抱きしめる

白い犬と抱きしめる女性

人間にとって相手を抱きしめる行為は愛情表現のひとつですが、犬は抱きしめられることが好きではありません。

犬は抱きしめられると窮屈さや自由を奪われることへ不安を感じ、恐怖を覚えます。特に、後ろから強く抱きしめられるのが苦手で、相手がたとえ飼い主であっても「ギュッ」とされると怖い思いをしてしまうようです。

愛犬を見ていると可愛くてつい抱きしめたくなる方も多いと思いますが、その気持ちはグッと堪えて優しく撫でたり、寄り添う程度にしてあげましょう。愛犬が求めてきた時に、しく抱っこしてあげるのもオススメです。

間違っても、初対面の犬にハグはしないようにしてくださいね。

2.大きな音を出す

耳を塞がれた犬

犬は人間よりも優れた聴覚を持っているため、音にとても敏感に反応します。大きな音は犬にとって恐怖の対象であり、花火や工事の音が苦手だという犬はとても多いです。

そのため、犬は自分の近くで大きな音を出す人のことを怖いと思ってしまいます。うっかり物を落とした場合は仕方ありませんが、わざと大声を出したり、音が出る物を犬の近くで使用するのは控えてください。

大きな音がしょっちゅう鳴ると犬は強いストレスを感じますし、音に驚いて逃げてしまうこともあるので注意が必要です。

どうしても犬の近くで音が出る作業をしなくてはいけない場合は、防音対策をするなど工夫しましょう。

3.「高い高い」をする

高い高いされる犬

赤ちゃんをあやすように犬を持ち上げて、「高い高い」をするのは絶対にNGです。

犬は猫と違って高い所が苦手ですので、高い高いをされても全く楽しくありません。それどころか、飼い主の背よりも高い場所に持ち上げられると大きな恐怖を感じてしまいます。

また、高い高いをする時は犬の前足の下に手を入れて持ち上げると思いますが、この体勢は犬の腰に強い負荷がかかり、ヘルニアなど体に痛みが出る原因になることがあります。

犬はとても痛い思いをするので、たとえ座った状態であっても「高い高い」は絶対にやらないでください。

抱っこする時は犬のお尻を必ず支えて、飼い主の胸の位置で落とさないようにしっかり抱くようにしましょう。

4.無理やり他の犬と触れ合わそうとする

他の犬を怖がるシュナウザー

愛犬が嫌がっているのに、犬友達を作ってあげようと他の犬に無理やり触れ合わせようとするのもNGです。

犬の中には他の犬が苦手だという犬は少なくありません。このような犬は飼い主に無理やり他の犬を近づけられると、とても怖い思いをしてしまいます。恐怖を感じた犬は身を守ろうと吠えたり、相手を噛んでしまうかもしれません。

他の犬を会わせた時、愛犬に警戒したり怖がっている様子があれば無理に近づけようとせず、まずは犬の鳴き声に慣らしたり、他の犬の側を通り過ぎることから始めましょう。

犬同士は相性もありますので、他の犬に会わせる時には愛犬の様子を見ながら、慎重に無理のない範囲で交流させてください。

まとめ

怯えた表情で伏せた犬

今回は、犬が恐怖を感じる「絶対NG行為」について解説しました。

もしあなたが普段している行為で思い当たるものがあれば、すぐに止めるようにしましょう。

犬は言葉で「怖い」「やめて」と伝えることができないので、飼い主が愛犬の反応を見て気持ちを察することが大切です。

愛犬に怖い思いをさせないように、飼い主としてて適切な配慮をしてあげてくださいね。


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