愛を知った保護犬が変わっていくまでの様子がYouTubeチャンネル「ワンジローと一緒!」に投稿されました。記事執筆時点で動画は38万回以上再生され、5827件を超える“高評価”を獲得。怯えてばかりだった保護犬の温かな変化に「感動して涙が出てきました」「純粋なワンちゃんの力一杯の愛情表現に泣いた」「夜中に見て号泣しちゃった」と反響を呼んでいます。
保護犬ワンジローくんの「6ヶ月後」
投稿主さんの家で幸せに暮らす「ワンジロー」くん。実は、2020年に野犬として保護されたわんこでした。はじめは家の隅でただただじっといたワンジローくんですが、家族として迎え入れて6ヶ月ほど経つとイタズラが増えてきたそう。イタズラは主にお母さんに対して行うことが多く、帰宅後にお母さんの手から何かを奪って行ってしまうんだとか。
いったいワンジローくんにどんな心境の変化があったのか、最近の動向から探ってみることにしたと投稿主さんは語ります。
お母さんが大好きなワンジローくん
投稿主さんが思い当たったのは、ワンジローくんはとにかくお母さんが大好きということ。お母さんに撫でられると耳がぺしゃんこになり、とても嬉しい表情をするんだといいます。
ところが野犬として保護されたワンジローくんは、上手な甘え方を知りません。そこでお母さんにかまってほしくて、帰宅後に物を奪っていってしまうのではないかと思い至ったそうです。
奪ったものをお母さんが取返しにきたときのワンジローくんの表情は、たしかにとっても嬉しそうです。
ワンジローくんの本音
そんな様子を見て、投稿主さんは少し前のワンジローくんを思い出したそう。そのころのワンジローくんは部屋の隅でじっと家族の動向を眺めていたんだとか。投稿主さんは大人しい犬だと思っていたそうですが、やはり普通の男の子のように構ってほしかったんだと胸がいっぱいになったといいます。
ワンジローくんの嬉しい変化に気が付き、イタズラが愛情表現のように見えてきたという投稿主さん。「あと20年は生きて欲しい」「そのときはどんな愛情表現をしているのか楽しみだ」と温かな心でワンジローくんのイタズラを受け止めているそう。
突然のイタズラは不器用なワンジローくんの精一杯の愛情表現だったのでしょう。小さな変化からもワンジローくんの「本当の気持ち」を察知する投稿主さんに、頭が下がる思いです。
心温まる動画には「救っていただいて本当にありがとう」「なんて素敵な家族、愛しいワンジロー」「ワンジローが愛おしくなる…」といったコメントが寄せられています。
また「我が家も元・繁殖犬のワンコを飼ってます」「うちの保護犬は2年過ぎたあたりからやっと我を通すようになってくれました」など、自身の保護犬とのエピソードを語る人もいました。
ワンジローくんは今でも、自分のしっぽにびっくりするほど怖がりなわんこなんだとか。飼い主さんはワンジローくんとの優しい日常の様子をYouTubeチャンネル「ワンジローと一緒!」で数多く公開中です。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「ワンジローと一緒!」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポ編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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