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ジップロックで春菊栽培! 目からウロコの「家庭菜園HACK」


SNSで話題の家庭菜園テク、ジップロックを使った方法が注目されています。家庭菜園歴15年のぽたろうさんが考案し、ジップロックの密閉性を利用して土の保温・保湿が可能で、特に冬の栽培に適しています。土を詰めて横に寝かせたジップロックに切れ込みを入れて使うことで、限られたスペースでも効率的に野菜が育てられます。また、使用する土にはヤシ殻などの可燃ごみとして捨てられる素材を選ぶことで、栽培後の処理も簡単です。ぽたろうさんのアイデアは、省スペースで手軽に始められ、プランターの置き場所に困らない家庭菜園を可能にします。彼のSNSでは他にも様々な家庭菜園のアイデアが紹介されています。

ジップロックで春菊栽培! 目からウロコの「家庭菜園HACK」

 人がやっていたりすると、なんとなく羨ましく見えてしまう家庭菜園。しかし、いざ準備するとなるとプランターや鉢、土の準備やらといろいろ大変…… そんな印象を覆す、あるモノを使った超お手軽な家庭菜園テクがSNS上で話題になりました。

 目からウロコのアイデアを考案したのは、家庭菜園歴15年のぽたろうさん。

 話題になったXのポストでは、土を詰めて横に寝かせ、側面を正方形に切り開いたジップロックが映っています。その上には、青々と大きな葉をたたえた春菊の姿。片手に乗るほどのコンパクトな空間でモリモリと育つ野菜の元気さが印象的です。

土を入れたジップロックですくすくと育つ春菊

 以前は、少しずつベランダに増えゆくプランターの置き場に長年悩んでいたというぽたろうさん。コンパクトなスペースで野菜を育てる方法を考えていたところ、ジップロックに着目したのだといいます。

 「いつも食材保存に使った後、生ゴミ用のゴミ袋としてしか使ってこなかったジップロックにもったいなさを覚えていました。『じゃあいっそのこと、食材保存から食材育成にシフトさせちゃおう』と思い、ジップロックに鉢として再デビューしていただいた次第です」(ぽたろうさん)

 ぽたろうさんいわく、ジップロックは密閉性が高く、保温性や保湿性の面で優れているとのこと。

 畑を覆って保護しながら日光の熱を取り入れる「マルチシート」というフィルム素材が農業の現場ではよく使われますが、ジップロックはこれに近しい働きをしてくれるため、冬場の栽培にも持ってこいだそうです。

 今回のようにジップロックを横向きにして使う場合は、袋を切り開いて土を露出させたり、金串などを使って底面に排水用の穴を開ける必要がありますが、「縦向きに使えば底の部分にマチ(厚さや奥行きのスペース)を作るだけなので楽ちんです」と、ぽたろうさん。

土を入れたジップロックで、人参、大根、ごぼう栽培にチャレンジする様子

 使用する土についても、ココヤシピート(ヤシ殻の内皮を粉砕して作った有機培土)やハスクチップ(サイコロ状にカットしたヤシ殻)など、可燃ごみとしてそのまま捨てられる土を使えば、栽培後にジップロックごと捨てることもできるそうです。

 「ジップロック栽培ならばプランターと違って手軽に始められますし、省スペースでできるため、ベランダでも場所を取らずに栽培できます」と、ぽたろうさん。新生活シーズンにあわせて、新たな楽しみを作る素敵なきっかけになりそうですね!

 ぽたろうさんのXアカウントやYouTube、Instagramでは、ベランダに出るのが楽しみになる野菜の育て方を発信中。思わず試したくなる秀逸な「家庭菜園HACK」のアイデアが満載です。

<記事化協力>
ぽたろうの家庭菜園HACKさん(@HACK1136

<参考>
「ぽたろうの家庭菜園HACK」Instagram

「ぽたろうの家庭菜園HACK」YouTube

(天谷窓大)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025041002.html
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