大分県でスーパーマーケット「トキハインダストリー」などを展開するトキハグループが3月31日、一部サーバーがランサム型サイバー攻撃を受けたことを発表しました。
サイバー攻撃の影響を受け、トキハインダストリー全店は3月31日を臨時休業。ショッピングセンター「あけのアクロスタウン二番街」の一部テナントは通常営業を続け、「トキハ別府店」と「わさだタウン」では一部店舗(「フードキッチン」「スーパーマーケット」)を除いて通常営業を行っています。
3月30日、同社はシステム障害の調査過程で、複数のサーバーがランサムウェアによって暗号化されていることを確認。これを受け、迅速に対策本部を設置し、外部専門家および警察と連携して調査と復旧作業を進めています。
現在のところ、個人情報の漏洩は確認されていないとのこと。今後の営業に関する情報は、ホームページを通じて案内するとしています。
同社は今回の事態をうけ、「お客様、お取引先様、関係先の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけすることになり、深くお詫び申し上げます」と謝罪。システム復旧と運営正常化に向けた努力を続けています。
<参考・引用>
トキハインダストリー「当社におけるサイバー攻撃被害について」(2025年3月31日発表)