3月27日23時より配信された「ニンテンドーダイレクト」にて、シリーズ完全新作となる「リズム天国 ミラクルスターズ」と「トモダチコレクション わくわく生活」が発表されました。
これらシリーズはいずれも2010年代前半を最後に以降続編が作られておらず、長い間新作が待ち望まれていたタイトル。SNSではゲームファンから歓喜の声があがっています。
「リズム天国」は、つんく♂さんがプロデューサーを務める音楽ゲーム。
タイトル通り「リズム感」が重要となるゲームで、難しい操作は一切必要なし。直感的なプレイの楽しさや、リズムを刻む気持ちよさが評価され、第二作目の「リズム天国ゴールド」は、国内売上本数が約200万本という大ヒットを記録しました。
2006年にゲームボーイアドバンスで初代が登場して以来、プラットフォームを変え、コンスタントに新作を発売してきましたが、2015年のニンテンドー3DS「リズム天国 ザ・ベスト+」を最後に供給がストップ。以来、多くのファンから復活を望む声があがっていました。
一方の「トモダチコレクション」は、プレイヤー自身のアバターとなる「Mii」を登録し、友人や知人等のMiiとゲーム内で交流を行うコミュニケーションゲーム。
プレイヤーはマンションで共同生活を行うMiiたちの様子を、観察したり干渉したりして楽しむという内容で、発売当初こそふるわなかったものの、Miiたちによるシュールなやり取りがじわじわと人気を博し、最終的に300万本以上を売り上げたロングセラー作品として知られています。
そんな「トモコレ」は、2013年にニンテンドー3DSで発売された「トモダチコレクション 新生活」を最後に以降続編の発表はなし。ニンテンドーダイレクトが配信されるたびに、タイトル名がトレンド入りするなど、「リズム天国」に比肩して、新作が望まれていたタイトルです。
これら根強い人気を誇る両タイトルの新作が、まさか同時に発表されるとは。SNSには「リズム天国にトモコレって……ありがとうしかない」「もう出ないのかと思ってたから余計にうれしい」といった、喜びの声が続々。任天堂公式Xのそれぞれのポストは1000万回以上表示されていることからも、その注目度の高さがうかがえます。
ニンテンドーダイレクトではその他にも「たまごっちのプチプチおみせっち」や「みんなのGOLF」の新作も発表。特に20代~30代のゲームファンにとってはうれしい発表が盛りだくさんの配信となったもようです。
「リズム天国 ミラクルスターズ」「トモダチコレクション わくわく生活」共に、対応プラットフォームはニンテンドースイッチで、2026年発売予定とのことでした。
<参考・引用>
任天堂株式会社(@Nintendo)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025032805.html