ゴクリ……と思わず生唾を飲み込んでしまいそうな表情です。
飼い主さんが「最狂の表情が撮れました」というコメントとともにXに投稿したのは、猫のいずもちゃんが不敵に笑う一瞬を捉えた画像です。
光の加減で黒く潰れた目と、うっすら上がった口角、ちらりとのぞく小さな牙……。いずもちゃんの表情には「い、一体何をご所望で…!?」と三歩下がって平伏したくなるような、そんなダークな雰囲気が漂っています。
いずもちゃんの“最狂”な表情について飼い主さんは「浮世絵か何かで見たことがありそうな表情だなと思いました」と話します。また名作漫画「うしおととら」に登場する「白面の者」にも似ている、とも。
しかし撮影の裏側についてうかがってみると「『晩ごはんにしよっか』と話しかけた際に、それまでしていた毛づくろいから顔を上げた瞬間を撮影しました」と意外な事実が判明。
どうやらご飯が待ち遠しくワクワクしているだけだったいずもちゃん。“最狂”の要素は表情以外にはないみたいです。よかった、マッドなキャットはどこにもいないんだ……。
そして飼い主さんによると、普段のいずもちゃんは“最狂”とはほど遠い、表情豊かで甘えたがりの猫ちゃん。「抱っこしてほしい」「なでてほしい」といった自分の気持ちを真っ直ぐ伝えてくれる子だそう。
自己主張ができる猫ちゃん……話をうかがっているだけで可愛いが止まりません。怖そうとか思ってしまってごめんなさい。
撮影時のいずもちゃんは「素直に期待感でいっぱいという感じだったのだと思います」と飼い主さん。しかし人間視点で見ると「なかなかヤバそうな表情」に見えてしまっていたため、面白くて“最狂”と表現したとのことです。
普段の可愛さからくるギャップがたまりませんね。可愛いから“最狂”まで、どんなときでも魅力的ないずもちゃん。「表情が豊か」の真髄を見た気がします。
<記事化協力>
「いずもん/まろ様*mfmf」さん(@7nfxwoi3F8lSqHU)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024123003.html