猫釣り界の松方弘樹と言っても、過言ではない気がしてきました。
キャットフィッシュといえば、ご承知の通りナマズのことですが、こちらは正真正銘のキャットフィッシング。アラバマ州のWarrior Riverへ、ボートで川釣りをしにきた男性たち。対岸か、はたまた川に浮かぶ島か、船の針路をじっと見ていると、小さな小さな白い点。こはいかにとばかりに目を凝らしていると、みるみる近寄る猫の顔。掬い上げたるは、魚ではなく、茶縞の子猫でありました。
器用な猫掻きで、ボートへ向かって一直線。ボートに揚がって一段落。ところが、動画の1分9秒ごろ、猫を水から掬い上げた男性の視線の先には、岸から水に入る白い点。まさかまさかと思っていたら、やっぱりこっちへ近づいて、見事2匹目のどじょうならぬ、2匹目の猫をゲットした次第であります。
エサも釣り竿も使わずに、猫をゲットできる、猫神の棲まう川なのか、男性は人に姿を変えた猫の神なのか、判断は分かれるところです。もう一つ気になるのは、2匹目を掬い上げた直後、水面に生じる白いしぶき。もう1匹の猫なのか、それとも今度こそ魚なのか、そこは謎に包まれたままです。
[“Catfishing” on the Warrior River/YouTube via AMOREMIAO]