センパイの厳しい目付きと、新入りの惚けたあくびとのコントラストが、いろいろ物語っております。
可愛い子猫が先住猫の心を、少しずつ、でも着実に開いていくハートウォーミング映像を連休の箸休めにどうぞ。
10歳のセンパイ先住猫Johnsonと新入り茶トラのBulmaの出会いは、ありがちな形で始まります。怖い物知らずのやんちゃな子猫の行動のすべてが気に入らないJohnson君に、ことある毎にシャーされておりますが、子猫が故にそれにまったく物怖じしないというか動じてくれないBlumaちゃん。シャーされてもシャーされてもパンチを食らってもシャーされても、Johnsonと遊びたい一心で飽くことなく寄ってくるのであります。
眼前でシャーと威嚇されてもどこ吹く風。シャーの代わりにあくびで返すところを見ていると、実は大物なんじゃないかとさえ思えてくる始末であります。そうして、何度シャーされてもへこたれずに迫っていった結果、飽きたのか慣れたのか、はたまた心を許したのか、Johnsonとの距離は着実に縮まってきます。
近寄るのさえも嫌がっていたJohnsonが、「近くに寄るのまではいいけど」「シッポに触るだけならいいけど」「ただくっつくだけならいいけど」と、許容範囲をジワジワと広げる様子がハッキリと分かり、表情も段々と柔和な顔になっていくのでありました。
[Kitten meets 10yr old cat/YouTube]