興味深々な姿勢が、赤子の心地よい眠りを誘う相乗効果を生み出しております。
顔を見ようと手を掛けて背筋を伸ばすと揺りかごが揺れる、夢のオートメーション赤子寝かしつけマシーンが稼働した様子をご覧ください。
猫にとってみたら、いままで飼い主さんのお腹が大きくなったなと思っていたところに、いきなり連絡も無しに何日か家からいなくなって、やっと帰って来たと思ったら知らんやつがおるという状況でありますから、警戒するのは無理もありません。
茶トラのもとに突如舞い降りた、小さな新入りの男の子。すやすやと揺りかごのなかで寝息を立てる彼に対して発せられる、猫の適度な恐怖心と好奇心と冒険心と怖い物見たからなるエネルギーが、まさに平和利用されております。
日本政府は早急に、猫が動かすたびに発電されて自宅の電力をまかない、少しばかり育児世帯の家計を助けるマシーンへとゆりかごを魔改造し、少子化対策として増産するべきではないでしょうかなどという妄想さえ沸き起こるのであります。
[Tiger pushes his new baby brother in swing/YouTube]