自分の体に巻きつけるとき

1.少し警戒
座っている猫が、しっぽを自分の足元にくるりと巻きつけているのを見たことがありませんか。猫好きさんの間で「しっぽマフラー」と呼ばれるポーズです。「しっぽ巻き座り」や「猫巻き座り」とも呼ばれているようですよ。
ほっこりするかわいらしい姿ですが、猫の方はやや警戒している模様。すぐに逃げ出したり攻撃に移れる体勢ではないので、そこまで警戒心が強いわけではありませんが、外の物音など、何かが少し気になっているときに見せる体勢です。
巻きつけたしっぽの先が小刻みに動いていたら、少々イライラしているようです。無理に構わず、そっとしておいてあげましょう。猫のストレスになるものがあれば、取り除いてあげて下さいね。
2.寒い
寒さを感じているときも、猫は自分のしっぽを体に巻きつけることがあります。しっぽを密着させて、熱を逃がさないようにしているのでしょう。まさに「しっぽマフラー」ですね。
気温が低いようなら、猫が暖かく過ごせる場所を用意してあげたり、室温を調節しましょう。
他の猫に巻きつけるとき

3.信頼している
猫は、きょうだい猫や同居猫のしっぽに自分のしっぽを巻きつけることもあります。お互いにしっぽをからませ合っている姿は、とてもほほ笑ましいものです。
仲良しなのかな、と思いますが、その通りで、相手の猫を信頼しているときに、しっぽを巻きつけるのです。人間同士で手をつないだり、肩を組んだりするのと同じなのかも知れませんね。
人間に巻きつけるとき

4.愛情表現
猫同士のしっぽを巻きつける仕草が信頼なら、人間はどうなのでしょうか。人間の足などに猫がしっぽを巻きつけてくることがありますが、これは愛情表現だと言われています。「大好き」な気持ちを、しっぽを巻きつけることで表しているのです。
それだけでなく、しっぽを巻きつけることで、自分のにおいをつけていることも考えられます。飼い主さんににおいをつけるのはマーキングの意味があります。つまり、飼い主さんは自分のものだと主張しているのですね。それほどまでに猫に好かれるなんて、幸せです。
また、構ってほしいときやお腹がすいたときなど、何か要求があるときもしっぽを巻きつけてくることがあります。
まとめ

猫のしっぽは表情豊か。くるりと巻きつける仕草にも、色々な意味がこめられています。そのときの猫の気持ちを汲み取って、必要なら対処してあげましょう。
警戒しているときなどは、そっとしておいてあげて下さいね。
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