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猫が『やたらと舌なめずり』をしているときの理由3選 病気のサインのことも


猫の舌なめずりは、食後に口の周りを綺麗にするだけでなく、野生の名残から習慣化している行動でもあります。また、ストレスや緊張を感じた時に自分を落ち着かせる「カーミングシグナル」としても使われます。この場合、瞳孔が開く、耳が横に寝る「イカ耳」などの特徴も見られることがあります。一方で、病気や不調のサインとしても現れる可能性があり、歯周病や口内炎、胃腸の不調などが考えられます。いつもと違った行動が見られる場合には、速やかに動物病院での診察を受けることが推奨されます。猫の舌なめずりは単なる可愛らしい仕草ではなく、背後には様々な理由が隠されていることがあります。

1.「ごちそうさま」の後の習慣

ごはんを食べる猫

ご飯を食べ終わった後の猫によく見られるのが、口の周りをペロペロと舐め回す仕草。

口の中に食べかすが残っていたり、ヒゲにごはんがついていたりすると、それを取り除くために舌なめずりが増えることがあります。

汚れやにおいを落とすだけでなく、獲物や天敵に自分の居場所を気づかれないようにしていた“野生の名残”の行動ともいわれています。

さらには、人間と同じように美味しいごはんを食べた余韻を味わったり、満足したということをあらわしたりしているという説もあります。

2.緊張・不安を感じている

舌を出す猫

意外かもしれませんが、猫はストレスを感じたときにも舌なめずりをすることがあります。

病院の待合室にいるときや知らない人が近づいてきたとき、新しい環境に置かれたとき…。緊張や不安を感じたときに、自分を落ち着かせたり、相手に敵意がないことを伝えたりするための「カーミングシグナル」の一環として、ペロペロと舌を出す仕草を見せます。

こうした状況では、舌なめずり以外にも、瞳孔が開いて目が丸くなっている、耳をピンと横に倒す「イカ耳」になっているといった特徴があらわれることがあるので、注意して様子を見てあげましょう。

3.病気・不調のサイン

聴診器をあてられる猫

食後や緊張するような状況でもないのに猫が頻繁に口周りをペロペロする場合は、病気や不調が隠れているかもしれません。

まず疑われるのが、歯周病や口内炎、舌や歯茎の傷など口腔内のトラブルです。違和感や不快感、痛みから舌なめずりを繰り返すことがあります。

さらに、猫は吐き気があるときにも舌なめずりをすることがあります。人間でいう「胃のあたりがムカムカする」ような感覚に似ていて、胃腸炎や腎不全といった病気の可能性が考えられます。

紙や小さなおもちゃなど、食べてはいけないものを誤って口に入れてしまい、口の中や喉に引っかかっているときにも、猫はさかんに舌を動かすことがあります。

いずれのケースにしても、「いつもと様子が違う」「何か変だな」と感じた際には、動物病院を受診することをおすすめします。

まとめ

毛づくろいをする猫

一見かわいらしい猫の舌なめずりですが、頻繁に繰り返すのには、下記のような理由が隠れていることをご紹介しました。

  • 1.食後の習慣
  • 2.緊張や不安を感じている
  • 3.病気、不調のサイン

日ごろよく見る行動にも、実は「不安だな」とか「ちょっと体調が悪いんだけど」といったメッセージが込められていることがあると、お分かりいただけたのではないでしょうか。

「うちの子、今日はやたらとペロペロしてるな」と感じたら、「かわいい」だけで終わらせず、様子をよく観察したり、全身をチェックしたりしましょう。

そして、少しでも気になることがあれば、ためらわずに信頼できるお医者さんに相談してみてくださいね。


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