starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

猫の『おもちゃ代わり』に使ってはいけない危険なもの6選 思わぬ事故につながることも


猫が日常的に誤って遊び道具として利用しがちな家庭用品には、多くのリスクが潜んでいます。ゴム類やラッピングリボン、造花、ボタン電池、ヘアピン、毛玉ボール、銀紙やアルミホイルなどは、猫の好奇心を惹きつける要素を持ちつつも、誤食や怪我を引き起こす危険があります。特にボタン電池による消化器官損傷は、命に関わる深刻な問題です。猫に安全な遊び場を提供したい場合は、専用のおもちゃを利用しつつ、その状態を定期的にチェックして、壊れやすくなっていないかを確認しましょう。また、リボンやヘアゴムなどを簡単に手の届く場所に放置しないようにも注意が必要です。猫の安全を第一に考えた環境を整えることが重要です。

ひも状・巻きつきやすいもの

ヘアゴムをくわえる猫

1.ゴム類

猫には、ゴム紐やヘアゴムなどの「ゴム類」が、ねずみなどの尻尾やヘビの動きのように見え、ニョロニョロとした形状に夢中になってしまいます。

小さくて扱いやすく、ましてや、猫じゃらしのような猫専用のおもちゃとしてつくられている紐ではないため、噛みちぎるのも飲み込むのも、容易にできてしまうでしょう。

猫がふと床に落ちていることに気づき、遊び始めてしまう場合もあるため、注意する必要があります。

2.ラッピングのリボン・造花

プレゼントの包装に使われることの多い「リボン」や「造花」ですが、ちょうどいいサイズだからといって、猫に遊ばせることは避けてください。

誤食した場合、運よく排泄物と一緒に出てきてくれればまだよいのですが、腸閉塞を起こすと手術が必要となる可能性があります。

留め具には、ワイヤーが使われているケースも珍しくありません。猫の喉や体内を傷つけてしまうリスクがあるため、手に届かない場所に保管しましょう。

小さくて硬いもの

ボタン電池

3.ボタン・ボタン電池

硬くて丸い形状から、一見遊び道具にぴったりに見える「ボタン」や「ボタン電池」にも、大きなリスクがあるのをご存知でしょうか?

特に、ボタン電池を誤って飲み込んでしまうと、体内で放電によって作り出されるアルカリが食道や胃などを損傷させる恐れがあり、非常に危険です。

また、猫用のおもちゃにボタン電池が使われている場合は、電池の収納部がしっかり閉じているか、破損していないかを、こまめに点検する習慣をつけましょう。

4.ヘアピン・安全ピン

「ヘアピン」や「安全ピン」は、つい床に転がって行方不明になりやすいアイテムですが、鋭利なため、踏んだりくわえたりするだけでもケガの原因となり、万が一飲み込んでしまうと、大きな事故につながります。

針が閉じている安全ピンも、遊んでいるうちに何らかの拍子で開いてしまい、猫の体を傷つけかねません。

放置したり、床に落としてどこに行ってしまったかわからなくならないよう、取り扱いには注意してください。

本来のおもちゃに似てるもの

猫の毛玉ボール

5.毛玉ボール

猫のブラッシングで集めた抜け毛を活用し、お手製の「毛玉ボール」をつくる飼い主さんもいることでしょう。

とはいえ、もともとは抜け毛。耐久性が弱く、あっという間にほどけて、飲み込んでしまうリスクがあります。

簡単に崩れないよう工夫して作った場合も、飼い主さんの監視のもとで遊ばせてください。

ちなみに、時間が経つと虫が湧くこともあるようですので、衛生面にも気をつける必要があります。

6.銀紙・アルミホイル

「銀紙」や「アルミホイル」は、カシャカシャと音が鳴ったり、キラキラ反射したりするため、猫の心をくすぐります。

コロコロ転がして遊ばせたい気持ちになりますが、これも破けやすく、うっかり飲み込んでしまうと危険です。

未使用の物はもちろん、チョコレートなどの包み紙に使われているものを再利用することも、絶対にやめてください。

なお、チョコレートのカカオも猫には有毒で、誤食の危険性がいっそう高まるでしょう。

まとめ

リボンで遊ぶ猫

猫が遊ぶおもちゃは「安全性」を第一に考える必要があります。

「お金もかからないし、猫も喜ぶからいいかな?」とおもちゃ代わりに使ってしまうと、思わぬ事故に発展する可能性があります。

幸いにも排泄物と一緒に出てくることもありますが、なかには腸閉塞を引き起こしたり、消化器官などを損傷させたりする危険性が潜んでいます。

猫用につくられたおもちゃが、やはり最も安心でしょう。

とはいえ、使い続けてボロボロになると破損しやすくなります。遊ぶ前にはおもちゃの状態を定期的に確認し、思いっきり遊べる環境を整えましょう。


■関連記事
17匹の元保護猫と暮らす飼い主が猫の新居を“手作り”→親子猫には専用の部屋があって…まさかの『愛にあふれた理由』に「尊敬でしかない」
猫が人間に『好影響』を与えること5つ
極寒の中『ドブで鳴いている子猫』を救助しにいったら…涙せずにはいられない結末に「本当にありがとう」「あかん泣けてきた」と感動する人続出
猫が幸せを感じた時にみせる10の仕草
肩に腕を回されて困った表情の猫→もう1匹の『顔』を見てみると…まさかの光景に「ジャイアンとのび太?w」「両極端で笑う」と27万表示
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.