1.猫のやけどが起きやすいシーン

猫のやけどが起きやすい場面として、以下が挙げられます。
- 調理中のキッチン
- 使用中のアイロン
- 高温のアスファルト
- 暖房器具による低温やけど
猫のやけどで多いシーンがキッチンでの調理中です。火にかけた鍋やフライパンに触れてしまったり、油がはねてやけどをしてしまうことがあります。
キッチンだけでなく、衣類にアイロンをかけているときもやけどをしてしまう可能性があります。
外へ行く猫の場合、夏場に高温になったアスファルトや車のボンネットでやけどをしてしまうことがあります。
寒くなると多いのが、暖房器具による低温やけどです。ペット用ではなく人間用のホットカーペットやこたつ、ストーブなどを長時間使用していると低温やけどを起こしやすくなります。特に高齢猫は1ヵ所で長時間眠り続けてしまい、寝返りも少なくなるため、注意が必要です。
2.猫のやけどの症状

やけどは、軽度の場合、皮膚の赤みや腫れが見られたり、水疱ができることがあります。中程度になると、皮膚が白や褐色、あるいは黒くなり、めくれてしまうこともあります。
猫の皮膚は被毛で覆われているため、やけどをしていても見た目ではわからないことが多いですが、被毛の一部が脱毛していたり、同じ場所ばかり舐めている場合は、やけどをしているかも知れません。その部分を触られるのを嫌がるでしょう。
また重度のやけどが広範囲に及ぶと命に関わります。
3.猫のやけどの対処法

猫がやけどをしていることがわかったら、患部に濡らしたガーゼやタオル、氷嚢などをあてて、すぐに冷やします。その後、動物病院で診てもらいましょう。
やけどが広範囲に及ぶ場合は、体を濡らしたタオルで覆い、すぐに動物病院へつれて行って下さい。
猫は水を嫌がることが多いため、冷やすのは流水ではなくタオルなどをあてますが、薬品がかかったことによるやけどの場合は、水で洗い流すことが必要です。
4.猫のやけどを防ぐために

猫をやけどから守るためには、危険な場所に立ち入らせないことです。アイロンを使用している間はその部屋のドアを閉めて猫を入れないようにしたり、調理中のキッチンにも入れないよう対策しましょう。
暖房器具は低めの温度に設定し、ホットカーペットは熱くなりすぎないよう、タオルを敷くなどして、猫にはその上で寝てもらうとやけどのリスクを下げることができます。ストーブはストーブガードで囲い、猫が近づきすぎないよう気をつけましょう。そのうえで、時々猫の様子を見てあげて下さいね。
まとめ

好奇心旺盛な猫は、飼い主さんが調理中のキッチンに興味をもって入ってきたり、寒くなれば、暖を求めて暖房器具のそばにやって来ます。でもそこはやけどのリスクが高い場所でもあるのです。
猫をやけどから守ってあげられるのは飼い主さんです。もう一度、家の中の危険な場所をチェックしてみて下さいね。
■関連記事
・ごはんが食べたくて朝4時半から催促しに来た猫→『迫力満点の表情』が面白すぎると160万表示「目がサイコパス的」「目力強っ!」
・猫じゃらしを見ると『真剣に遊び始める猫』→まさかの『表情の変化』が可愛すぎると138万再生「困り顔にしか見えないw」「顔がたまらないw」
・寝る前に映画鑑賞中→なぜか猫がやってきて…衝撃的な『妨害の仕方』とまさかの姿が話題に「カラフルで草」「ある意味スクリーンデビュー」
・猫が頑張って『爪切りを耐えている』と思ったら…『声が漏れてしまう様子』が尊すぎると46万再生「とにかく可愛い」「何回も見ちゃった」
・ドアを開けたら目の前にいた猫→何かを持ってきたと思ったら…『衝撃的な贈り物』が216万再生「怒ってるのかと思ったw」「お土産ww」