1.飼い主の帰宅が待ち遠しい
猫の留守番時のホンネのひとつが「飼い主の帰宅が待ち遠しい」という気持ちです。
猫は本来単独行動を好む動物ですが、人間との共生の中で、飼い主を家族の一員として認識し、特に食事や遊びといったお世話をしてくれる存在として頼りにしています。
つまり飼い主の帰宅は、猫にとっては「ニーズを満たしてくれる大切な時間」。食事を与えてもらえたり、一緒に遊んでくれることを期待しているのです。
とくに普段から飼い主と多くの時間を共有している猫は、飼い主の存在が安心感や快適さを与えているため、不在中に不安を感じることがあります。
飼い主の足音やドアの音に敏感に反応し、帰宅時に猫がすぐに駆け寄ってきたり、スリスリと体をこすりつけて甘えてくる行動は、まさに飼い主の帰りを待ちわびていた証拠といえるでしょう。
2.退屈で仕方がない
猫は独立した性格をもちながらも、留守番をしているときにはしばしば退屈で仕方がないと感じることもあるようです。
特に飼い主がいないと、周囲の刺激が少なくなり、猫にとってはつまらない時間が続くことになります。
留守中、猫はおもちゃで遊んだり、窓の外を眺めたりして自分なりの楽しみを見つけようとしますが、それでも物足りなさを感じるのが現実です。
とくに子猫や若い猫は遊び心も旺盛で、飼い主との遊びや探索を通じて、さまざまなことを学ぼうとするため、長時間の一人時間は退屈に感じやすいでしょう。
3.留守番が楽しい
猫にとって、留守番が楽しいと感じる瞬間もあります。
とくに好奇心旺盛な猫や独立心の強い猫は、飼い主が不在の間に自分のペースで自由に行動できることを楽しむことがあります。
留守番の時間を利用して、普段は手が届かない場所を探検したり、家具の裏に隠れたおもちゃを見つけたりすることで、刺激的な体験をしているのでしょう。
また留守中は自分だけの休息場所で心身を休めたり、好きな場所で寝転がったり、のんびりと毛づくろいをしたりして、貴重な一人時間を楽しんでいるのかもしれません。
このように家の中での小さな冒険や、新しい遊びを見つけることで、留守番中は単なる孤独な時間ではなく、猫にとっては意味のある充実した時間に変わっているのです。
4.ひとりぼっちで寂しい
猫は飼い主が不在の間、ひとりぼっちで寂しい気持ちを抱くことが少なくありません。
とくに甘えん坊で普段から飼い主との時間を大切にしている猫にとっては、孤独感が強く感じられることがあります。
そういった猫は、飼い主が帰宅するまでの間家の中を一人で過ごさなければならず、その状況が大きなストレスの原因となることも…。
実際の研究でも、飼い主が「30分留守」の場合と「4時間留守」の場合では、後者の方が飼い主帰宅時にゴロゴロとすることがわかったようです。
つまりひとりぼっちでいる時間が長いほど、猫は飼い主の存在を恋しく思い、帰宅の瞬間を心待ちにしているということ。
単独動物の猫ですが、留守番時には少なからず「寂しい」気持ちはあるんですね。
まとめ
猫が留守番中にどのように感じているかは、個々の性格や飼い主との関係性によって異なっていて、さみしさや不安を感じる猫もいれば、自由な時間を楽しむ猫もいます。
そのため猫の留守番に対して、必ずしもネガティブなイメージを持たなくても良いようです。
とはいえ留守番が苦手な猫もいることは確かなので、猫のストレスサインが見られたら必要に応じておもちゃなどを活用し、留守番時も快適に過ごせる環境を整えることが大切です。
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