酷い感染症にかかっていた猫がつかんだセカンドライフ
空腹の野良猫
カリフォルニア州でのお話です。
カフェで食事を楽しむ人々のテーブルの間を、食べ物を求めて歩きまわる1匹の野良猫。その姿は弱々しく、自分でゴミ箱から食べ物を漁る元気もない様子です。
その上、病気なのか怪我なのか鼻が大きく腫れ上がっています。酷い外見からか、人々は猫を無視するか追い払うか...。
手を差し伸べた男性
その様子をしばらく眺めていた1人の男性客は、一歩足を踏み出すたびに弱っていくような野良猫の姿を見て、いてもたってもいられなくなりついに腰をあげました。
驚く周囲の人々の目の前で、男性は猫を抱き抱えると動物保護施設へと急ぎました。
真菌性の皮膚炎に罹っていた
施設には新たに野良猫を受け入れる余裕がありませんでしたが、この子の鼻の症状が深刻だったため急遽受け入れてくれることに。
そして、獣医師の診断は「とても進行が速い真菌性の皮膚炎で、呼吸器にまで浸潤していて命に関わる」というものでした。
施設のスタッフから「治療費は1日約120ドルかかる」と伝えられた男性でしたが、支払う余裕がありませんでした。
そこで、施設はSNSで寄付を募ることにし、治療が開始されました!
徐々に回復
「スキンブル」と名付けられた猫は、施設のスタッフや獣医師の手厚いケアで順調に回復していきました。
まだ、ちょっと傷が痛々しいですが、良くなってきたのがわかります。
あと少し!
ほぼ回復ですね、まんまるお目目が可愛い♪
そして、すっかり良くなってこんなに美猫になりましたよ!
永遠のお家も見つかって、セカンドライフを快適に過ごすスキンブルです。
まとめ
人々が無視するくらい酷い状態の野良猫を抱えて施設に運んでくれた男性の勇気に敬意を表すとともに、関わってくださったみなさんに感謝です。そして、スキンブルがこれからもずっとハッピーに暮らせますように。
- スキンブルの回復の軌跡と美猫に変身したお姿はこちら
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:BazPaws
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