12月といえばクリスマス。恋人はサンタクロース♪だったのは遠い昔。今年もクリスマスは愛猫カイトとまったり過ごす予定です。。。
最近の20代の若者の6割が週末は家で過ごすそうですが、恋人がいなくても、クリスマスといえばツリーを飾ったり、リースを作ったりと、室内をクリスマスっぽくするだけで気分が上がりますよね。
しかし我が家ではクリスマスツリーはリアルなツリーではなく、タペストリーに描かれたイラストのツリーを飾っています。その理由、猫好きさんなら分かるかも?
クリスマスは人間にとっては楽しいイベントですが、実は猫にとってみればあまり、いやゼンゼン嬉しくないかもしれません。逆にクリスマスは猫にとっては危険がいっぱい。
今回は、クリスマスが近づいたら気をつけたい、猫にとって嬉しくない理由をご紹介します。
■実はとっても多い、クリスマスツリーに関する事故
クリスマスに飾るクリスマスツリー。大きなツリーに色とりどり、華やかなデコレーションを施してライトを点けた瞬間は、毎回感動しますよね。
しかし!部屋の隅にいきなり置かれた大きなツリーとピカピカ光る電球に興奮しない猫はいません。
飼い主さんが目を離したすきにツリーに駆け上る猫、オーナメントをイタズラして飲み込んでしまう猫、ツリーに登ってそのまま落下してしまう猫など、クリスマスは猫にとって事故が多いシーズンなのです。
部屋にクリスマスツリーを飾る場合は、猫が近寄らないようにサークルなどで覆っておいた方が安心です!猫の怪我も心配ですが、ツリーを猫が倒した先に燃えるストーブが…。なんてことになったら大変。飼い主さんは充分注意してくださいね。
■クリスマスの植物は猫には猛毒です!
クリスマスといえば「ポインセチア」。あの赤い色は花ではなく葉っぱだそうですが、実はこの植物、猫にとっては猛毒です。葉と樹液には毒があります。
猫にとって有害な植物は700種類以上あるそうですが、家庭に飾る植物で危険度が高いのがこのポインセチア。これは犬にも危険な植物です。
犬、猫がこのポインセチアを食べると、この植物に含まれるフォルボールという成分により、嘔吐・下痢・皮膚炎など重篤な症状が出る場合があります。特に切り口から出る樹液に触れると皮膚炎になる可能性があるとか。
そしてこの時期に人気の「シクラメン」も根を含め胃腸障害・神経麻痺を起こす危険な植物。飾らない方が安心です。
そしてクリスマスに関わらず、猫にとって最も危険な植物が「ユリ」です。
ユリは花、花粉、葉、茎、球根と全てに強い毒性があると言われています。猫がユリを飾った花瓶の水を飲んだだけでも中毒症状を引き起こすとか。
特にユリの花粉が目に入ると失明する恐れもありと言いますから、絶対に飾らないようにしましょう。
お花を飾りたくなるクリスマスシーズン。実は猫にはゼンゼン嬉しくない季節のようです。飼い主さんは気をつけてくださいね。