自他共に認める愛猫家。ねこ検定もラクラク合格。毎日猫分補給を欠かさないワタクシですが、時々「あれ?」と思うことがあります。
猫のことならニャンでも知りたい!と思いつつ、単純な言葉を知らないことが判明。例えば、皆さん猫の「ポー」って何だか知っていましたか?
英語が得意な人ならきっと鼻で笑ってしまうかも?しかし結構猫に関する単語で、「これってどういう意味だったかしら?」と思う言葉があります。
今回は、もしかしたらねこ検定「上級編」に出るかもしれない、知っていそうで知らない猫に関するこの言葉を集めてみました。
■ポー(Paw)
これは猫の足のこと。英語で「Paw」のことです。ちなみに肉球はポーパッド「paw pad」です。一般的に猫の前足は5本、後ろ足には4本の指があります。しかし稀にヘミングウェイ・キャットと呼ばれる足の指が6本と多い猫もいます。
■ファイブフリーダムス
あまり聞きなれない言葉ですが、これは飼い主がペットに与えなければならない自由5ケ条のことです。
「飢えと乾きからの自由」
「不快からの自由」
「痛み・怪我・病気からの自由」
「動物本来の習性を制限されない自由」
「恐怖とよくあつからん自由」
の5つです。ちなみに日本では、
・愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者
→2年以下の懲役または200万円以下の罰金
・愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者
→100万円以下の罰金
・愛護動物を遺棄した者
→100万円以下の罰金
です!これは飼い主としてよく覚えておくと良いでしょう。
■ヤコブソン器官
これは猫の口の中にある匂いを感じる器官のこと。猫は縄張り争いをしたり性行動をしたりするときに口を開けて口の中にある「ヤコブソン器官」で相手のフェロモンを吸い込み、情報を得ようとします。
ヤコブソン器官で吸い込んだフェロモンは嗅神経を経てから大脳へ伝達。そこで認識されます。
■房毛
猫の耳のてっぺん辺りにあるちょっと長くなっている毛の部分を指します。猫は房毛で2万ヘルツの超音波を集める聴覚を持っています。決してこの部分の毛をカットしたりしないでくださいね。
いかがですか。知っていそうでちゃんと知らなかった猫についてのこの言葉。特にファイブフリーダムスはとても大切ですよね。
猫に関する言葉、絶対に知っている!という言葉は「ヘソ天」「瞬膜」「香箱座り」などでしょうか。
猫好きを自認するならこれぐらい知っていないと恥ずかしいかも。ちなみに猫の突然のガブリ!にも、
「愛撫誘発性攻撃行動」という立派な名前が付いています。猫は気まぐれ。撫でられて気持ちが良くても割と短時間で「もうやめて!」と気持ちが切り替わります。これも覚えておくと良いかも知れませんね。