そろそろクーラーを使う季節。クーラー掃除は「家族の中で一番背の高い人のやる仕事」という家訓のもと、息子に一任させています。
自分の部屋のクーラーは念入りに掃除する割に、私の部屋のクーラー掃除はちゃっちゃと終わらせようとする息子。そうはさせまいと毎回見張っていますが、今回クーラーの蓋を外してびっくり!息子と一緒に思わずのけぞってしまいました。
なんとクーラーの中は抜け毛でびっしり!猫の柔らかい被毛が隙間なくフィルターを覆っていました。毎日薄毛に悩んでいた元夫に見せてあげたいくらいです。
怖いもの見たさで除湿機、布団乾燥機、暖房機の裏蓋を次々に外してみると、案の定家電の中は抜け毛でびっしり!猫への愛が薄れそうになりました。
毎日掃除機をかけているのに、この抜け毛、一体どうして?もしかして掃除の仕方が問題なのかも?
今回は掃除が好きすぎてダス○ンで働いていた友人に、猫の抜け毛掃除の技について聞いてみました。
■掃除機は力を入れるゴシゴシがけはむしろNG
私が毎日嫌がらずに行う唯一の家事が掃除機がけ。むしろ好きと言えるかも。両手で持ち手を握り、ゴシゴシグイグイとかけていました。
しかし!このかけ方、実はあまり汚れを吸引しないそうです。掃除機の基本的はかけ方は、
・背筋をピンと伸ばす
・腕に力を入れずに持ち手を持つ
・ノズルを動かすときはゴシゴシではなく前後にゆっくり
と行うのがコツなのだとか。ノズルが浮き上がらない程度の力で持ち手を持ち、往復で5秒くらいの感覚でゆっくりと動かした方が汚れは取りやすくなるそうです。
フローリングの床の場合は、まずはワイパーで抜け毛を集めましょう。それを一気に掃除機で吸い取ると抜け毛が部屋に舞い散らずに済みます。
■抜け毛がたまるポイントはペンキ用の刷毛を使う
100円ショップなどでも購入できる、ペンキを塗る時に使う刷毛。これは猫の抜け毛掃除には万能のグッズなのだそうです。
家電製品のフィルター掃除はもちろん、床と家具の間の細い隙間や窓のサッシの溝、カーテンレールの上をささっと掃きながら掃除機でキャッチすれば抜け毛が部屋に舞い散らずに掃除できます。
パソコンのキーボードなどの細かい溝掃除にはお化粧の時に使うフェイスブラシが有効。そして足で踏むことで抜け毛が繊維に絡みついてしまうカーペットの掃除には洗濯ブラシでこすって浮かせてから掃除機で吸い取ると綺麗に取れます。
いかがですか。掃除機をゴシゴシかけていた方、結構多いのではないでしょうか?掃除機はむしろ力を入れない方が吸引力は高いのだとか。そして猫の被毛は刷毛プラス掃除機を同時に使って吸引することがポイントです。
掃除しているのに猫の抜け毛が取れない、という方、是非参考にしてみてくださいね。