2016年までの調査によると、日本では夫婦の3組のうち1組が離婚し、3世帯に1世帯が何らかのペットを飼っているそうです。あなたは知っていましたか?
もはやペットはかけがえのない家族、と言えそうですが、2014年にペットフード協会が調べたところ、ペットの飼い主さんに、
「あなたの生活に喜びを与えてくれるものは何ですか?」
と聞いたところ、犬の飼い主さんの83%が「家族」と答えたのに対し、猫の飼い主さんの81%が「猫」と答えたそうです。す、すごい!
総合的に犬、猫、他のペットを飼っている人全体の統計を取った場合、生活に喜びを与えてくれるのは
・家族:81%
・趣味:68%
・ペット:66%
となっていますが、その中でも「猫」の飼い主さんはとりわけ猫から深い喜びを与えてもらっているようですね♪
■ペットの癒し効果は科学的に検証されている!
東京農業大学農学部バイオセラピー学科太田光明教授が
「なぜ、犬は人を見るのか」
と言う実験を行いました。
この研究によると、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンは、ペット(研究では犬)と見つめ合う時間が長ければ長いほど飼い主さんのオキシトシンが上昇し、飼い主さんに触れられることが長ければ長いほどペットのオキシトシンの濃度が上がることが確認されました。
このことにより、ペットと触れ合うことはお互いに
「癒し癒される」
ことがわかったのです。
■具体的にどんな癒し効果があるの?
犬、または猫と暮らすことの効用について具体的にどのような効果が感じられたかを調査したところ、猫の飼い主の場合、
・生活に潤いや安らぎを実感できるようになった:56%
・孤独を感じなくなった:50%
・ハリのある生活が送れるようになった:40%
・ストレスを抱えなくなった:39%
と言う回答が寄せられたそうです。これは5段階評価で、「非常にそう思う」と「ややそう思う」を合わせて回答した人の割合ですが、猫は生活の満足感を上げてくれる動物だと言えそうですよね。
■人間関係にも良い影響がある
「夫と喧嘩になった時、犬が仲裁をしてくれた。」などと言うエピソードを聞いたことがあります。ペットがいると、
・夫婦の会話が多くなった
・夫婦の関係が和やかになった
などの経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。また、夫婦に限らず、一人暮らしの高齢者がペットを飼うことで
・情緒が安定するようになった
・寂しがることが少なくなった
と言うこともよく耳にします。また、ペットを飼育することで、16歳未満の子供が
・命の大切さを理解するようになった
・他者への思いやりを持つようになった
・家族とのコミュニケーションが増えた
など、ペットは健やかな心を成長させるサポートをすることもわかっています。
いかがですか。ペットの癒し効果は本当にすごい!これは科学的にも検証されている「事実」です。
あら、犬も猫も飼っているワタクシ、もしかしたらとても幸せなのかも(笑)皆さんはいかがでしょうか?