猫は表情がわかりづらい、なんて言われることもありますがみなさんはどう思いますか?
長い時間猫と暮らしていればある程度表情や気持ちは読み取れるようになりますよね♪
しかし、猫に『信頼されているか』『愛されているのか』は少し不安になることはありませんか?
急に甘えてくれなくなったり、愛情表現をしてくれなくなったり…。
なにかをしてあげたのにリアクションが薄かったりすると、不安な気持ちになってしまう飼い主さんも少ないはずです。
しかし、急に甘えてくれなくなったり、愛情表現が少なくなるのは本当に飼い主さんに対しての信頼や愛がなくなったと言えるのでしょうか?
ちょっと意外な猫の『信頼・愛情』を示す行動をご紹介します。
◆『甘え』が少なくなる
人間は信頼関係が深く大好きな人に対しては甘えたり、なんらかの愛情表現を示したり、リアクションをとるものです。
だから、すべての生き物が愛するものや信頼しているものに対して、甘えたり、分かりやすい愛情やリアクションを示してくれると思ってしまいます。
しかし、猫の場合は実は反対!
元々過度な愛情表現をすることが少ない青年期の猫は、信頼関係が深い相手に対して愛情表現やリアクションは少なくなると言われています。
『信頼しあっている』『わかりあっている』という安心感からなんの行動もリアクションも、大袈裟にはとらなくなるのかもしれませんね。
猫と目があったのに無反応だったり、声をかけても尻尾を動かすだけだったり、少しリアクションが小さくてガッカリしてしまいます。
しかし、あなたのことを信頼し、好きだからあえて無反応で小さなリアクションをとっているのです。
甘えてくれなくなったり、愛情表現がないのはいい関係を築くことができてきたからなので、不安心してくださいね♪
◆ヒップアタック
尻尾をたてて、ゆっくりと目の前に近づいてくる猫の肛門…。
嫌がらせかな?!と思ってしまいますが、猫からのヒップアタックも猫からの愛情表現の1つ。
猫の肛門付近は猫の『匂い』がしっかりついた部分です。その部分を貴方にこすり付け、自分の匂いをつけることで貴方が猫の『所有物』である証拠をつけているのでしょう。
飼い主さんを誰にも取られたくないから一番匂いの濃い『お尻』でマーキングをしているつもりなのかもしれませんね♪
いかがでしたか?
愛されていないかも。嫌がらせかも?と思うような行動や態度でも猫の場合は『愛情』や『信頼』を示してくれていることはあるようです。
わかりにくいかもしれませんが、猫はちゃんと一緒に暮らしている人たちのことを愛して、信頼してくれています。
不安に思うこともありますが、人間も猫を信頼して猫からの愛情表現を素直に受け止めることでより愛や信頼がますのかもしれませんね。