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『猫の噛み癖』問題行動を徹底的に治す!飼い主がやるべきことはこの4つ



猫の突然の攻撃。たった今までゴロゴロと喉を鳴らして喜んでいたと思ったらいきなりガブリ!こんな経験は誰でもありますよね。



しかし猫同士のじゃれあいを観察してみてください。猫はもともと平和主義。オス猫同士が喧嘩するときでも、最初はじっと相手の顔を見つめることから始まります。



相手に飛びかかって噛み付く行為はほとんどないはず。あっても一瞬で終わります。おそらく猫は、「自分がされたら嫌だニャ。」ということは相手にはしないのではないでしょうか。



そんな猫が飼い主に噛み付くとしたら、それは飼い主の行動に問題があるのかも?今回は、猫の噛み付く問題行動を徹底的に治したい飼い主がやるべきことを4つご紹介しましょう。



 

■猫と遊ぶときは素手で遊ばない




猫に噛み付かれる飼い主さんは、無意識に自分の手を動かして猫と遊んでいることが多いのでは?手や足を動かして猫と遊んだりすると、猫も真似をします。



手を動かすと捕獲したくなるのは猫の習性です。捕まえてガブリとやりたくなってしまうかも。それは飼い主さんが猫をかむように教育していることと同じです。なるべく手で猫と遊ばないように注意しましょう。



 

■おもちゃをケチらない








猫は好奇心が強い動物です。猫じゃらしはケチらずにボロボロになるまで遊ばせましょう。新商品をチェックして、お財布が許すなら、愛猫が喜びそうな猫のおもちゃはどんどん買うことをオススメします。



猫は飽きっぽいので、複数のおもちゃをローテーションして使い分けると良いでしょう。1日に15分でも良いので、猫と思いっきり遊ぶことを習慣にしてください。



 

■猫が噛んでも反応しない




「痛い!」「何するの!」と噛まれたときについつい猫の頭をパチンと叩いたり、大げさな身振りで怒鳴ると猫は怖がります。



猫に噛まれたら、ノーリアクションが基本です。猫に噛まれそうになったら、手を隠すようにしてください。おもちゃで気をそらすのもよいでしょう。



 

■できれば2匹で飼おう








自閉症の動物学者、テンプル・グランディンは、



「ペットにとって一番良くない環境はペットを1匹で飼うことだ。」



と語っていました。噛むなどの攻撃行動をするのは、子供時代に仲間と喧嘩をした経験がないからかもしれません。自分も噛まれた経験がないと相手の痛みがわからないですよね。



もし環境が許すなら、猫は2匹で飼ってあげるのがベターです。先住猫が成猫なら子猫を、できれば子猫の時に兄弟猫を一緒に育てて暮らすと良いでしょう。





いかがですか。猫はとても賢い動物です。飼い主を噛むのは悪いことだと学習すれば、噛みつき行動もしなくなるはず。



猫の問題行動は、室内の環境と飼い主の態度でかなり改善されるはずです。
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