犬の毛玉とは?
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犬の毛玉とは、犬の被毛が塊になってしまった状態のことを言います。
犬の毛玉は、見つけた際にはすぐに対処をしないと、フェルトのようになってしまい、バリカンで剃らないといけなくなってしまいます。
そのため、日頃から犬の被毛のケアが重要になるでしょう。
犬の毛玉の原因
犬に毛玉が出来てしまう原因は、日頃からのブラッシング不足によるものです。
特に長毛種は、定期的に被毛のカットを行い、被毛が絡まらないようにすることが、毛玉の対策になります。
また、シャンプー後に被毛をしっかりと乾かさないことも、毛玉の原因となってしまいます。
そのため、シャンプー後にはドライヤーをまんべんなくあて、毛玉の原因にならないようにしましょう。
特に長毛種の犬は、被毛の長さが毛玉の原因となりやすいため、特に注意が必要です。
内股や耳の後ろは、ブラッシング不足になりがちで、こちらも毛玉の原因となりますので、忘れずにブラッシングを行うようにしましょう。
毛玉の原因を理解しておくことで、毛玉の症状に悩まされることも少なくなるでしょう。
犬の毛玉の症状
汚れがたまる
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犬に毛玉が出来てしまった際の症状としては、毛玉に皮脂が発生し、衛生面で良くありません。
毛玉がついた状態でシャンプーを行うと、毛玉の部分の汚れが落ちず、すすぎも満足に行うことが出来ませんので、毛玉がある状態でのシャンプーは避けるようにしましょう。
毛玉がある状態でシャンプーを行うと、炎症の症状が起きる可能性も考えられます。
蒸れる
犬の毛玉は、通気性が悪いです。
そのため、特に夏場は毛玉の部分が蒸れてしまい、皮膚病等の症状が起きてしまう場合もあります。
毛玉による蒸れは、細菌の発生を促進するため、早めの対処が必要です。
皮膚病の症状は、犬も大変つらいものになります。
症状が起きないためにも、毛玉ケアをしっかりと行いましょう。
毛玉を吐く
犬は猫同様、毛玉を吐く症状が見られます。
毛玉を吐くのは、犬の胃に異物が入ったため、吐くのですが、胃につまったり、吐くことが出来ずに腸に毛玉が詰まってしまう場合もあります。
毛玉の多い犬がなんらかの原因により、毛玉を飲んでしまい、吐く動作をしたのにも関わらず吐くことが出来ない場合には、早急に動物病院へ連れて行く必要があります。
また、もしかしたら部屋に敷いてあるカーペットの毛が、吐く原因となっている可能性もありますので、日頃から部屋の掃除をすると良いかもしれません。