計算のない、犬のツンデレ
人の場合、計算されたツンデレのことが多いですが、犬の場合は、警戒心からツンツンしているけど、飼い主さんへの信頼感の現れとしてデレの部分を出すことが多いので、愛犬のデレを見れた瞬間、飼い主として満足感を感じることができます。 飼い犬には、自分だけに懐いて欲しい人や、深くて濃い絆で繋がりたい人におすすめです。
柴犬
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柴犬の性格は、独立心が強く頑固、警戒心が強いが一度信頼人には忠実とよく言われます。 まさにツンデレの代表的な性格です。
柴犬のツンの部分は、知らない人や他の犬に警戒心をあらわにすることや、マイペースな性格ゆえに、飼い主さんや家族にそっけない態度を取るところに表れます。
しかし、心から尊敬している飼い主さんには、何があっても、気分が乗らない時でも、呼ばれれば駆けつけ、絶対に従います。 その人のことをずっと目で追ったり、最高の笑顔を見せたり、大好きな気持ちがあふれでたデレデレっぷりなので、柴犬のデレの部分を見るには、どれほど認められるかにかかっています。
チワワ
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小さくて、クリクリの目をしたかわいらしいチワワですが、見た目とは裏腹にツンツンした気の強い性格をしています。
超小型犬でありながら、大型犬にも一歩も引かずに挑んでいきますし、見知らぬ人に対しても唸ったり吠えたり、敵意を剥き出しにすることが多いです。
陽気で明るい面もあるので、飼い主さんには基本的にデレっとしたかわいらしさを見せますが、気の強さが抑えきれずに、自分の意向を飼い主さんの指示よりも優先することも多いです。 その結果、気が向かないとシカトしたり、なでようとしたらプイッと避けたり、ツンデレっぷりを見せつけてきます。
ペキニーズ
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最後にご紹介するペキニーズは、優しい飼い主さんでも、あまりデレデレしてもらえない、正真正銘のツンデレ犬です。
中国の宮廷で高貴な犬として大事にされたルーツのせいか、非常にマイペースというか、気位がとても高いです。 感情をあまり表に出さず、頑固で、人に依存することがありません。
人になつくという感覚がないのでは?と思えるほど、打ち解けるまで時間がかかりますし、慣れたと思っても膝の上に乗ってきたり、抱っこさせてくれることはまずありません。
そんなツン要素が多いペギニーズですが、見た目は抜群にかわいいですし、時々見せてくれる笑顔や、そっと近くに寄ってきてくれる数少ないデレの瞬間に、普段とのギャップでたまらなくかわいく思えます。
犬は基本的にデレデレで、ツンデレなのは珍しいです。 もちろん個体差はありますが、ツンデレ犬を飼いたい人は、ぜひ今日ご紹介した3犬種を検討してみてください。