ソマリってどんな猫?
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ソマリは、首周りの長めの被毛、尖った耳や鼻が特徴的の非常に可愛らしい猫です。その見た目から、「キツネっぽい」といわれることもあります。
ソマリの可愛らしさはその見た目だけにとどまりません。ソマリの人懐っこい性格は、これまでに多くの飼い主さんたちを魅了してきました。
基本的に猫は、「さっぱりしている」「サバサバしている」「マイペース」といわれることが多くあります。しかし、ソマリは、「犬のような性格」「人懐っこい」「明るく社交的」といわれています。そのため、飼い主さんとも深い信頼関係を築くことができるでしょう。
ソマリの大きな魅力には、「鳴き声」も含まれています。ソマリの鳴き声は控えめで心地良いのが特徴的です。
これから、魅力的なソマリの鳴き声についてご紹介します。鳴き声の特徴やその意味を知るなら、ソマリとの関係も深めることができるはずです。
ソマリの鳴き声
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ソマリは他の猫たちと比べても、美しく魅力的な鳴き声を持っているといわれています。実際にソマリを飼っている方は、毎日その美しい鳴き声に癒されていることでしょう。まだソマリの鳴き声を聞いたことがない方は、是非ソマリの鳴き声を聴いてみてください。
では、これから多くの人たちを魅了したソマリの鳴き声がどのようなものか、簡単にご紹介します。
鈴を転がしたような鳴き声
ソマリが大きな鳴き声をあげることはほとんどありません。成猫の鳴き声というよりも、小さい子猫が鳴いているように聞こえます。
子猫から飼育してきた飼い主さんであれば、いつまでも子猫の声のままだと感じてしまうことでしょう。軽くて控えめな鳴き声から、「鈴を転がしたような声」とも表現されているほどです。
通常、猫の鳴き声といえば「にゃー」と聞こえるのが一般的です。しかし、ソマリの鳴き声は「みゃー」「あーん」と聞こえます。ただし、びっくりしたときなどは、かなり大きな声を出すこともあります。
おしゃべりしているような鳴き声
先ほども述べたように、ソマリは人懐っこい性格をしています。そのため、飼い主さんの所へ近づいてきて「みゃーみゃー」と一生懸命鳴き続けることもあるでしょう。
子どもが親に一生懸命話しかけているような可愛らしさがあるので、おもわず猫とおしゃべりしてしまう飼い主さんも多くいるようです。「猫と毎日おしゃべりしたい」と感じている飼い主さんたちには、ピッタリの猫だといえます。
甘えた鳴き声
ソマリの鳴き声は、ボリュームが小さく控えめなだけではありません。声に柔らかさが含まれているので、甘えているかのように聞こえます。
「うにゃー」「みゅーん」「あにゃ」などとバラエティに富みつつ、舌足らずな子猫のような鳴き方で飼い主さんに話しかけてくれます。
咄嗟に出る鳴き声さえも非常に可愛らしいので、飼い主さんもついついソマリのもとへ駆け寄ってしまいたくなることでしょう。
鳴き声から分かる気持ち
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ソマリの鳴き声は、他の猫と異なります。他の猫と同じように聞いていると、すべてが「甘えている」かのように聞こえますが、実際は要求や挨拶などが含まれています。
鳴き声のパターンを把握するなら、ソマリの気持ちをより理解することができるでしょう。ここでは、鳴き声から分かる気持ちをご紹介します。
1.挨拶している
「にっ」「にゃ」など比較的短くはっせられる鳴き声は、飼い主さんへの挨拶である場合がほとんどです。特に飼い主さんの顔を見ているなら、その可能性が高いでしょう。単なる挨拶なので、鳴き声を上げた後はそのまま通り過ぎることもあります。
2.気持ちいい
ソマリも気持ちいと感じる時は、他の猫と同じです。気持ちいいと感じる時は、「ごろごろ」と喉の奥から独特の音が発せられます。
3.要求している
ソマリが何か要求する時は、語尾が少し長くなって、「にー」「ぬにゃー」という鳴き声になります。飼い主さんの顔をじっと見つめていたり、何度も繰り返し鳴いたりするなら、要求である可能性が高いでしょう。
4.警戒している
可愛らしいソマリでも、警戒しているときにはちょっと厳しめの鳴き声を発します。他の猫ほど大きな声ではありませんが、しっかりと「しゃー」と鳴いて警戒心をあらわします。