ティピーテントとは?
Aaron Amat/shutterstock.com
テントと聞くと、多くの方がキャンプなどのアウトドアシーンを思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、最近は猫好きの方たちの間では、インテリアの一部としてリビングなどに猫の居場所としてテントを利用している方が増えているようです。
テントといっても「ティピーテント」と呼ばれる円錐型のテントで、もともとはアメリカの先住民であるインディアンが使用していた簡易的な住居です。
そのデザインを引き継ぎ、木の棒などと円錐状に組み、移動しやすいような簡単な組み立て工程が特徴となっています。ティピーテント用のクッションなどもあり、テントと一緒に合わせてあげるなら、猫にとって居心地のよい環境となります。
見た目がとてもかわいいので、外国ではキッズ用のティピーテントを手作りしている人も多くいるようです。
ペット用のティピーテントもインテリアの一部としてオシャレな雰囲気や空間を演出できるだけでなく、エアコンの風よけや直射日光よけなどにもなる便利なアイテムとして一年を通して使えるのも魅力と言えるでしょう。
ティピーテントを作ってみよう!
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この機会に今話題の「ティピーテント」を愛猫のために制作してみませんか?完全室内飼いの猫でも、ティピーテントを作ってあげるなら室内でキャンプ体験が味わえることでしょう。
では、ティピーテントの作り方をご紹介しましょう。
ティピーテントに必要な材料
・ティピー用生地(100㎝×150㎝)
・ラミン丸棒5本(長さ91㎝×直径12㎜)
・革ひも(130㎝)
・安全ピン1本
・テントマット用の生地
・ハサミ
ティピーテントの作り方
ティピーテントは、次のような手順で制作していきます。
①骨組みの作成作業
まず、テントの核となる骨組み部分の制作からはじめます。
ホームセンターなどの木材売り場などで販売しているラミン丸棒を使います。ラミン丸棒にはヒノキなどさまざまな素材の棒が売られているので、インテリアに合わせて選ぶことができるでしょう。
では、骨組みの作成方法についてご紹介しましょう。
1、まず2本の丸棒の上に1本の棒を交差させて、革ヒモで動かないようにしっかり固定します。
2、しっかり固定したら、固結びか蝶々結びをして、余ったヒモをカットします。
3、その後、3本の棒をバランスよく広げて立てます。
4、広げた骨組みに、さらに2本の棒を合わせて、ヒモでしっかり2重巻きにして固定し、蝶々結びをします。
②布を巻きつける作業
骨組みが完成したら、布を巻きつける工程に入ります。つまり、組み立てた骨組みに布を巻きつけて、ティピーテントの上体部分を完成させましょう。
ティピーテントの布は、次のような手順で巻きつけていきます。
1、組み立てた骨組み全体を覆うように、布を巻いてみましょう。
2、結んだヒモが見えるくらいの位置に布を合わせて、安全ピンで固定します。
③土台の制作作業
ティピーテントの土台部分は、クッションとフェイクファーの2つの生地を使って作成していきます。
1、フェイクファー生地でクッションを包み、余った部分はハサミでカットします。
2、ティピーテントを設定する場所を決め、余った生地を床に敷き、その上にクッションを置きます。
④土台と骨組みを合わせる作業
いよいよ完成部分にとりかかります。
1、土台の上に、完成したティピーを設置して完成です。
2、インテリアに合わせてランタンや植物など置いてみましょう。