猫の鼻くその取り方が知りたい
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猫の呼吸がおかしいと感じることがありますか?可愛い顔を見て見ると、鼻のあたりに黒や茶色のかたまりがくっついていませんか?これは猫の鼻くそです。鼻の周りが水っぽくなっていて鼻水が垂れているかもしれません。
猫の鼻水や鼻くその原因はいったい何でしょうか?飼っている猫に鼻くそが目立つ場合はどのように対処できますか?今回は猫の鼻水や鼻くそについて詳しく取り上げます!
猫の鼻水や鼻くそについて
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風邪をひいたときや花粉症の時にはたくさんの鼻水やくしゃみが出るものです。とても大変でティッシュが手放せませんよね。鼻水が出なくなったと思えば、今度は鼻くそで鼻が塞がってしまい空気を吸い込むことが出来ません。口呼吸ばっかりになってしまい辛い思いをします。
このような症状は人間だけに限ったことではありません。わたしたちが飼っている猫も鼻水や鼻くそに悩まされることがあるのです。
猫と人間では体の構造が異なりますから、猫が鼻水を流していたり鼻くそが付いていたりすると不安になりますよね。特にどんな症状があるのでしょうか?最初に猫にとっての鼻くそや鼻水がどんなものなのかをご説明します。
そもそも鼻水や鼻くそって何?
そもそも鼻水と鼻くそって何なのでしょうか?どんなときに生じるものなのでしょうか?
鼻水とは鼻から出る半流動性の液体です。鼻水は鼻腔内の鼻腺などから分泌された粘液の事を言います。実は鼻水は常に分泌されているものなのです。
鼻から空気を吸うことがありますが、その空気に湿気を与えるため、また粘膜を保護するために必要なものです。健康的な状態では無意識のうちに鼻水を飲み込んでいます。
しかし、身体に特定の問題が起こったときに鼻水は過剰分泌されるようになっています。例えば風邪をひいたり花粉症になったりすると、鼻や喉に付着した菌や花粉を洗い流すために大量に鼻水が分泌されるようになります。この状態になってわたしたちは「鼻水がでる」と認識します。
では鼻くそはどんなものでしょうか?鼻くそは鼻水とほこりが鼻の中で固まったものです。
鼻水は健康な状態でも常に分泌されていますから、鼻くそはいつでも作られるものです。しかし鼻くその材料が多くなると、当然鼻くそもたくさん作られることになります。
例えば、風邪をひくと鼻水がたくさん分泌されるようになります。当然鼻くその量も多くなるわけです。
また埃っぽい場所でも鼻くそができやすくなります。空気中の小さなゴミが鼻にたくさん蓄積することで鼻水と混ざり合い、鼻の中で固まるようになります。結果として鼻くそがたくさん出来るのです。
人間の場合、風邪をひくと黄色い鼻くそが作られます。これは白血球の死骸が鼻水に交じっているからです。風邪をひくと体内で白血球がウィルスと戦い死にます。その死骸が鼻水として排出されるのです。
猫の場合も基本的には同じです。猫の鼻水は通常透明ですが、健康状態によって黄色や緑色をすることあります。またその鼻くそは大抵黒色や茶色をしています。
猫の鼻水や鼻くそが気になる?どんな症状?
猫でも鼻水や鼻くそが生じることがあります。それぞれどのような症状として表れることが多いのでしょうか?
鼻の周辺にドロッとした透明な液体が付いていることがあります。これが猫の鼻水です。大量に鼻水が出ている場合には、鼻水が鼻から流れ落ちることもあるでしょう。
鼻水がたくさん出ている時には呼吸しづらく、鼻呼吸するたび「スース―」もしくは「ブーブー」と擦れたような音がします。
猫の鼻は小さいので、鼻くそはそこまで目立つわけではありません。鼻の穴の周辺に黒っぽいものがくっついていることがあるでしょう。これが猫の鼻くそです。鼻くそが付いている場合も鼻水と同様に呼吸しづらいかもしれません。
猫に鼻水や鼻くそが目立つということは、通常の状態ではありません。何らかのトラブルを抱えている可能性が高いでしょう。鼻水や鼻くそのほかにも症状があらわれている場合があります。よく観察してみるようにしましょう。