猫が飼い主の後ろに来る心理

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猫がいつの間にか背後にいたとか、いきなり背後から襲われた!ということってありませんか?猫ってたまに、足音を消して忍び寄ってくることがありますね。飼い主さんとしてはびっくりしちゃいますけど、どうして猫はそんなことをするのでしょうか?
猫が飼い主さんの後ろに回る理由を調べてみました。「うちの子もこういうことしてる!」と当てはまる点もあるかもしれません。猫の行動の意味を知りたいという方や、愛猫の心理をもっと理解したいという方は参考にしてみてください。
母猫と思っている
猫の親子って、いつもくっついて歩いています。子猫は母猫の後ろについて回って、いつでも一緒に行動しています。子猫は、どこに行くにも母猫と一緒について行くのが好きなんだそうです。
子猫が成長した後も、飼い主さんについて回る猫もいます。子どもの頃に母猫に甘えていたのと同じように、飼い主さんにも甘えているのかもしれません。母猫とどこにでも一緒に行っていたのと同じで、飼い主さんの行くところはどこにでもついて行こうとします。とくに、去勢手術をしたり避妊手術をしたり、子どもを産んでいない猫は、子猫のような性格を持ったままだと言われています。子猫のように甘えたり、飼い主さんについて回ったりしたいんでしょうね。
子猫気分になっているときは、好きなだけ甘えさせてあげましょう。ちょっとトイレに立つだけでもついてきたり、お風呂にもついてこようとするときもあります。ちょっと不思議に思うかもしれませんが、母猫のように飼い主さんを慕っている証拠です。無理にやめさせようとすると、寂しく思ったりストレスが溜まったりしてしまいますので、好きなようにさせてあげましょう。
ごはんが欲しい
猫はごはんをもらいたいときも、飼い主さんについていくことがあります。飼い主さんやいつもごはんをくれる人が立ち上がると、「ごはんを準備しに行ったのかな?」「ごはんをもらえるのかな?」と思ってついて行くことがあります。
キッチンに行ったら猫がついてきていたという場合、ごはんが欲しいのかもしれませんね。飼い主さんを見ながらニャーと鳴くなど、ごはんを催促するしぐさが見られた場合は、「お腹が空いていてごはんが欲しい」というアピールをしている可能性があります。
猫がニャーと鳴くのは、甘えているように見えますが、実は何か要求がある場合が多いです。何かしてほしいことがあったり、欲しいものがあるときに催促として鳴くんだそうです。飼い主さんが朝起床するとすぐに猫がついてくる場合や、帰宅後に猫がついてきてニャーと鳴く場合は、お腹が空いていてごはんを催促しているのかもしれませんね。
ごはんの時間帯であれば、要求通りごはんをあげてかまいませんが、ごはんの時間でない場合は、肥満の原因になってしまいますのであげないようにしましょう。猫に可愛くおねだりされると、ついついごはんやおやつをあげたくなりますが、猫の健康のために我慢しましょう。
ちょっと警戒している
猫に見られているときって、なんとなく気配を感じますよね。なんとなく目線を感じるとか、ふと背後が気になることがあります。猫がニャーと鳴いていたり、ごはんを催促したりしているわけでもなく、ただじっと見られている場合、猫に警戒されているのかもしれません。
飼い主さんにまだ完全に慣れておらず、ちょっと警戒心が残っている場合、飼い主さんの動向を把握しようと、じっと見ていることがあります。最近猫と遊んでいて怒らせたことがある、ご機嫌を損ねたことがある、という場合猫はちょっと警戒しているのかもしれませんね。その場合は、無理に近づいたり触ろうとせず、そのまま監視させてあげましょう。
服や持ち物が気になる
飼い主さんの来ている服やアクセサリーなど、気になるものがあるときもじっと見て観察することがあります。猫は動くものや揺れるもの、ひらひらしているものに敏感です。猫じゃらしや猫用のおもちゃで遊ぶときも、動かしたり揺らしたりすると大興奮しますよね。
同じように、飼い主さんの身につけているものに興味があるときも、飛びつきたくてうずうずしているのかもしれません。とくに、パーカーのひもやフリルの付いた服、揺れるピアスなど、猫は気になっているのかもしれません。
揺れるものや動きのあるものを身に着けている日は、猫が背後で飛び掛かるタイミングを計っている可能性もありますのでご注意を。
ちょっとシャイ
猫は飼い主さんのことが大好きでも、ちょっとシャイなところがあります。飼い主さんにベッタリするのではなく、ちょっと離れたところから見ていたいということもあるそうです。
飼い主さんとしてはすり寄ってきたり、膝に乗ってきたりすると嬉しいものです。ですが、後ろにそっと居るというのも猫なりの愛情表現なのかもしれませんね。猫も飼い主さんの近くにいる時間を楽しんでいると思いますので、そのまま後ろにいさせてあげましょう。
遊びたい
飼い主さんとアクティブに遊びたいときも、後ろをついてくることがあります。甘えていたり、ごはんが欲しいときも後ろをついて行くことがありますが、遊んでほしいときとの違いはどこなのでしょうか?
猫が飼い主さんと遊びたいときは、ニャーニャー鳴いて催促したり、飼い主さんが振り向いた後にちょっと走り去るしぐさをすることがあります。飼い主さんと追いかけっこをしたいというサインかもしれませんね。
甘えたいのかな?と思って抱っこしようとしても嫌がる場合や、撫でようとしても離れていく場合、何度も逃げたり近寄って来たりを繰り返す場合はアクティブに遊びたがっている可能性があります。そのときはおもちゃを見せると大喜びで遊びしますので、たっぷりかまってあげましょう。
見知らぬ人に緊張している
家にお客さんが来た時など、猫が緊張しているときも飼い主さんの背後にいたがることがあります。猫はどちらかというと内向的な子が多いですので、見知らぬ人が来ると緊張してしまいます。飼い主さんの後ろにいることで、安心するのかもしれませんね。
お客さんが来ているときに飼い主さんの後ろにくっついている場合は、「ちょっと緊張しているんだな」と察知して、そのまま後ろにいさせてあげましょう。
寂しく感じている
飼い主さんが仕事をしているなど、家にいない時間が長いと、猫は寂しく感じてしまいます。飼い主さんが帰ってきたら、できるだけ一緒にいようと後ろにくっついていることがあります。飼い主さんの姿が見えなくなると不安に感じたり寂しく感じてしまいます。
常に視界に飼い主さんがいると、「ちゃんといる」と思って安心するようです。忙しくて留守がちな場合は、猫にたっぷり愛情を感じてもらえるように、たくさん遊んであげましょう。おもちゃで遊ぶ時間は取れなくても、同じ空間にいる、というだけでも安心しますので、できるだけ同じ部屋の中で過ごすようにすると良いと思います。