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シャンプーで濡れてしまった犬を早く乾かすテクニックを学ぼう!


多くの飼い主さんは愛犬のシャンプーを1ヶ月に1〜2回程度行なっているのではないでしょうか。定期的にシャンプーを行うことは愛犬の皮膚や被毛を清潔に保つために必要なことですし、ノミやダニの予防にもつながります。

定期的にトリミングサロンに連れて行く方もいらっしゃいますが、ホームケアを行う場合はなんとかシャンプーが終わった後には愛犬の苦手なドライヤーが待っています。

ドライヤーを怖がる愛犬にとってはストレスがたまってしまうかもしれません。それで今回はシャンプーの後、愛犬を早くかわかすテクニックやおすすめアイテムについてまとめてみました。参考になればと思います。

決して「そんなの自然乾燥でいいんじゃないの」なんて考えないでくださいね。まずはそのように考えてはいけない理由について考えてみたいと思います。

自然乾燥を避けるべき理由

シャワーで洗われる犬

135pixels/shutterstock.com

キューティクルが剥がれやすくなる

一つ目の理由は毛質が悪くなってしまう可能性があります。これはキューティクルが剥がれやすくなってしまうのです。被毛の表面のキューティクルは湿度が高いときや濡れている時に開きやすいという性質があります。シャンプーの後に乾かさないでそのままの状態にしておくと被毛が絡まりやすくなりキューティクルが剥がれる原因にもなるため、早めに乾かしてあげる必要があります。

雑菌が繁殖しやすくなる

雑菌が好む環境も湿度が高く濡れているところといえるでしょう。シャンプーの後の愛犬の状態は雑菌にとっては最高の環境といえます。

被毛の間に雑菌が繁殖してしまうと皮膚病につながります。そうなると愛犬は痒みと戦い痒みを取るために自分の身体を掻き続け皮膚を傷つけ炎症してしまいます。

そのような事態を避けるためにもシャンプーの後には愛犬の身体をしっかりと乾かしてあげる必要があります。

ではシャンプーの後できるだけ早く愛犬を乾かすにはどうしたら良いのかまとめてみました。

また後半では『あったら便利だなぁ〜と』思うような道具をご紹介したいと思います。

愛犬を早くかわかす方法

タオルで拭かれる犬

Dorottya Mathe/shutterstock.com

愛犬にブルブルをしてもらう

いきなりドライヤーでかわかすのは愛犬の心の準備がまだできていません。まず愛犬に「ブルブル」と震えてもらいます。シャンプーの途中で「ブルブル」されると泡が飛び散り大変ですがシャンプー後の「ブルブル」は愛犬自身が自分の身体を脱水していることになります。その時にはお風呂場など洗っていた場所で「ブルブル」させてください。愛犬の大きさにもよりますが部屋などで「ブルブル」されると水しぶきが飛び散り大変なことになります。

もし「ブルブル」をしてくれない時には「ブルブル」をコマンドつまり人間の指示にしてしまえば良いのです。

「ブルブル」のコマンドの入れ方は「ブルブル」と一声かける→耳に息を吹きかける→犬は違和感でブルブルする→「ブルブル」したら褒める。

ということを繰り返していると「ブルブル」というだけで「ブルブル」としてくれるようになります。

余談になりますが愛犬に「ブルブル」してもらいたい時というのはシャンプーの後だけでなく散歩から帰って来た時など花粉が気になったり、また雨に濡れた時などは特に「ブルブル」をしてもらいたい場面です。コマンドとして覚えてもらうと役立つと思います。

タオルドライ

「ブルブル」の後はタオルドライで水気をしっかりととってあげましょう。早く乾かすという効率を考えるのなら愛犬の身体を抑えながらタオルドライをするため一人より、二人の方が良いかもしれません。

濡れていないマクロファイバーのタオルに替えて更に水気を取ります。身体を拭く大判タオルと顔や脚を拭く小さめのタオルを用意すると良いでしょう。

ドライヤーで乾かす

トリミングテーブルの代わりになるくらいの台があると飼い主さんの腰を曲げずに作業がしやすいかもしれません。その時にはテーブルの上に滑り止めのシートを置いてその上にタオルを乗せて安全を確保してから作業を始めてください。

ドライヤーをかける順番

ドライヤーで乾かされる犬

Denis Val/shutterstock.com

ドライヤーをかける順番ですが「嫌がるところから」という考え方と「嫌がるところは最後に」とさまざまな考え方がありますが、まずは顔周りは嫌がりますのでそれ以外の所から乾かしてあげるのが良いかもしれません。

しかし耳が長いロングコートチワワやパピヨン、キャバリアやコッカーなどの犬種は耳から乾かしてあげた方が良いかもしれません。なぜならば耳の毛は濡れたままだと癖がつきやすくなるからです。嫌がらないようならば耳を先に乾かしてあげると良いでしょう。そのままの流れで首、背中、腰と体の真上を乾かせると思います。

ドライヤーは20cm以上離して愛犬が熱くないように自分の手でチェックしながら被毛を乾かし皮膚は乾燥させないようにしてください。

ドライヤーの風が当たっている部分にスリッカーブラシをかけていきますが一般的には手の流れに沿ってかけます。またプードルのように毛をふわふわに仕上げる場合には毛を起こしながら乾かすと良いでしょう。

しかしここであえてテクニックとして考えるのなら毛を逆立てて乾かすと根元まで乾きやすいとも言われています。

お腹を乾かす時には冷えないように温風を当てて早めに乾かしてあげましょう。その後サイドを乾かします。

シッポ、胸下、脚もしっかりと乾かしてあげてください。飼い主さんは身体を少し離して、犬の全身を見ながら作業するといいかもしれません。

顔は一番嫌がりますがコツとしては風量を最少にして目に直接当たらないように半分ずつ乾かしてあげてください。愛犬が前からだとどうしても敏感になりドライヤーをかけさせてくれない場合は後ろからドライヤーをかけるのがポイントです。「目の下」とか「口の周り」などが生乾きのままですと「涙やけ」や「よだれやけ」の原因につながりかねませんのでしっかりと乾かしてあげましょう。

またどうしても乾かし残しが出てきてしまう箇所というものがあります。あらかじめそのような場所を理解しておくならば乾かし残しを予防できるかもしれません。

乾かし残しがありそうな部分

指の間

わんちゃんの指の付け根のところを押してあげると指が開くので一箇所ずつ開きドライヤーでしっかりと乾かしてあげてください。

脇の下

脇の下を乾かす時には前脚を持ち上げると脇が開き乾かしやすい体勢になります。皮膚が薄い部分なので少しだけ離してドライヤーをかけてあげましょう。

内また

脇の下同様に皮膚の薄いところですので少しドライヤーを離して当ててください。足を少し持ち上げると乾かしやすい体勢になります。

乾かしにくいところも乾かしやすい体制をとることによって時間をかけずに乾かすことができるテクニックの一つです。それほど難しい体勢を愛犬にさせるわけではないのですぐに役立つ方法だと思います。

濡れた状態はわんちゃんの体温をどんどん下げてしまいます。できるだけ早く乾かしてあげることが愛犬のためになります。だからといって手抜きして雑にドライヤーをかけて時間を短縮すべきではありません。

では次にできるだけ早く愛犬を乾かすことに役立つアイテムを紹介したいと思います。


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