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マンクスの基礎知識&おすすめキャットフード!


マンクスの歴史

原産国はイギリスのマン島と言われ、何世紀も前に船乗りたちが尾のない猫が生息していた地域から子猫を連れ帰り、この島独特の品種になったのではないかといわれています。

マンクスという名前も「マン島」にちなんでつけられたようです。

マン島はグレートブリテン島とアイルランド島に囲まれた孤島だったため独自の生態系を保っていました。
そのためマン島の猫は他の猫種と長い間交わることがなかったため、しっぽがないというのが特徴的なスタンダードな猫になっていきました。

マンクスは島のシンボル的な存在で切手にもなっているようですし、マン島を訪れる旅行者の目を引くものとなっています。


しっぽのない「キムリック」という猫種がいますが、「キムリック」はマンクスがマン島で繁殖していく過程での突然変異と言われ、短毛種のマンクスとは異なり、長毛種の品種が生まれたと言われています。

マンクスの特徴

Manx cat

Manx cat standing with orange toy in studio with white background

体型は「ずんぐりむっくり」

マンクスは全体が筋肉質でどっしりした体型で、丸いというイメージがあります。

顔も手足も胴体も丸く典型的なコビータイプで、いわゆる「ずんぐりむっくり」です。

原産国イギリス(イングランド)
毛種短毛
平均体重性別
♂:4.0〜5.8kg
♀:3.1〜5.0kg
価格帯30〜40万
平均寿命11〜14歳
毛色レッド、ブルー、ブラック、ソリッド、タビー、シェード、スモーク、バイカラー

後脚はウサギ?

脚は骨太で前脚より後脚が長くまるでウサギのよう。
歩き方もウサギのようにぴょんぴょん跳んで跳ねているようで「マンクスホップ」ともいわれています。

後脚の脚力は他の猫と比べて高くそのジャンプ力には驚かされます。

そのようにウサギに似ていることから「ラビットキャット」とか「バニーキャット」とも呼ばれています。

しっぽは?

最大の特徴はしっぽがないことでしょう。
しかし、しっぽが完全にないマンクスは全体の数割と言われていて、しっぽに関しては3ないし4タイプに分けられています。


・ランピー

マンクスの象徴ともいえる尻尾が全くないタイプです。
キャットショーなどで認められているいのはランピーのみで一般に家庭で飼われているマンクスもランピーが多いです。


・ランピーライザー

触るとしっぽがあるのがわかるくらいしかしっぽがないタイプ。
ほとんどランピーと見た目は変わらないため、このタイプは省かれることも多く4タイプではなく3タイプと数えられることもあります。


・スタンピー

ごく短い株のような動かないしっぽを持つタイプ。そのしっぽは折れたりねじれたりしてマンクス個体の個性がでます。


・ロンギー

短いしっぽから長いしっぽを持つタイプ。
しかし他の猫と比べると明らかに短いしっぽです。

・・・と、しっぽはこのようなタイプに分かれます。

親の掛け合わせでしっぽの長さが決まるわけではないためそれぞれの発現率は定まったものではないようです。

被毛

被毛は柔らかくて厚みのある「アンダーコート」と光沢があり少し固めな「トップコート」の「ダブルコート」で短毛です。

色はブラック、ホワイト、ブルー、クリーム、レッドなど様々な種類があります。

パターンも種類豊富でソリッド、タビー、シェード、スモーク、バイカラーなどどのようなものでも認められています。

目の色

目の色はブルー、ヘーゼル、グリーン、カッパー、オッドアイといった色が確認されていて、被毛カラーに依存しています。

マンクスの性格&魅力

しっぽの短いマンクス

Konovalov Yevhenii/shutterstock.com

姿かたちがとても可愛らしいマンクスですがどのような性格をしているのでしょうか。

その性格を知るとマンクスの魅力にどんどん吸い込まれていくようです。

穏やか

丸っこい体がそのまま性格に出ているようで、とても穏やかな猫ちゃんです。

家族に対して親しみを持ちますが、他人には人見知りをします。

家族の中でも特にお気に入りの人がリラックスしていると近づいてきて膝に乗ったり、一緒に寝転んだりして共に『まったり』とした時間を過ごしてくれます。

活発で賢い

いつもいつも『まったり』としているわけではなく、木登りが得意という猫ちゃんで、実はネズミ捕りのハンターでもあります。

マンクスは母猫が子猫に狩りや遊びを教えることもあり、自立心があり賢く学習能力の高さを感じることもしばしばあるようです。


また人間の行動もよく観察しています。

ドアの開け閉めなどはたやすく覚え、その上自立心もあるため脱走癖があります。

マンクスを飼うときは完全室内飼いを心がけて、玄関や窓には脱走防止の対策をするようにした方が良いと思います。

忠誠心

子供の相手は苦手なようで、自然に離れていることが多いようですが、一方でマンクスが危険と判断した時など子供を含め家族を守ろうとするなど、忠誠心の強い面があります。

もともとハンターとしての能力に長けていますし、変化を察知する能力にも長けています。

「番犬」ならぬ「番猫」として危険を察知したマンクスは激しく泣いたり不穏なものに猫パンチをしたり素早く行動してくれます。

マンクスの危険察知センサーに飼い主さんが反応しなかった場合にはマンクスは途端に冷静モードに切り替わることもできます。


飼い主さんにとってはなんとも言えず可愛らしくも頼もしい忠誠心のある魅力的な猫ちゃんです。

マンクスのかかりやすい病気

薬

Tibor Duris/shutterstock.com

マンクスシンドローム

全く尻尾の無いランピーに多いとされ、約20%のマンクスにみられるそうです。

背骨が短過ぎる事を含めた先天性の欠陥や尿路の欠陥、消化器系の欠陥のことを総称してマンクスシンドロームと言います。

両親がランピーの場合、子供は流産もしくは死産してしまう可能性が高く、マンクスの遺伝子が致死性遺伝子であることが影響しているようです。

無事に生まれたとしても生後4ヶ月頃から脊椎破裂や膀胱の機能障害を発症してしまいます。

便秘

便秘は生まれつきしっぽが短いことと関係しているようです。

腰の骨である腰椎が変形を起こして骨盤近くの神経に以上が起こり排便する力が弱くなってしまうようです。

猫は病気を隠す習性があるので、マンクスがトイレに行く時にはよく観察し、定期的に便が出ているか確認してあげてください。

皮膚疾患

マンクスが好発する疾病には皮膚疾患(ひふしっかん)があります。

皮膚疾患の原因は様々なところにあります。

食物アレルギーであったりノミやダニなどの虫が原因だったりもします。


普段から体を掻きむしったりしているようでしたら皮膚の状態を見てあげて早めに病院に連れて行ってあげてください。

マンクスの飼い方

ブラッシング

ダブルコートの被毛を持っているため定期的にコーミングやブラッシングをしてあげると良いかもしれません。

蒸しタオルなどできれいに拭いてあげても良いですね。

その時にしっぽの付け根にあたる部分はとてもデリケートになっていますので、触られることを嫌がるようでしたら気をつけてあげてくださいね。

運動と食事

強健な後脚を使って走ることも早く、驚愕するほどのジャンプ力の持ち主です。

ぜひキャットタワーを準備してあげると良いかもしれません。
また得意なハンティングを生かせる遊びも楽しめると思います。

島生まれのため水を怖がらない珍しい猫ちゃんです。
しかし、だからといって無理やり水の中に入れたりはしないでくださいね。

中年齢くらいまでは十分な運動をするかもしれませんがシニア猫になってからは運動量も減ることでしょう。
その時には食事の量を気をつけてあげてください。

マンクスのキャットフードの選び方!

キャットフード

キャットフード

マンクスの遺伝的な病気をキャットフードでどうにかすることは難しいことですが、例えばアレルギーが原因である皮膚疾患であったり、便秘などはフードの偏りによっても発症してしまうこともあるため、あまりにも格安なフードは避けた方が良いでしょう。

日頃の食事から出来るだけ免疫力アップを心がけたキャットフードを選んであげたいと思います。

そこで重要になってくるのは以下のポイントです。


1.高タンパクなフードであること

2.良質なタンパク質を使用していること

3.消化が悪くアレルギーの原因になるかもしれない穀物は使用していないこと(グレインフリー

4.人工添加物不使用

5.オメガ3脂肪酸が含まれていること

6.ふさわしい食物繊維が配合されていること


これらを満たしたキャットフードをマンクスのために選んであげたいと思います。

マンクスにおすすめのキャットフード[モグニャン]

モグニャン

モグニャンとは『ペットオーナー様の願いに寄り添う本当のフードを作りたい』という思いから、開発されたキャットフードです。

イギリスのフード生産工場の専門家たちと何回も打ち合わせを重ね出来上がったキャットフードです。マンクスもイギリスのマン島が原産国となっていますのでキャットフードとの相性も良いのではないでしょうか。

では、マンクスにおすすめのポイント1~6を見てみましょう。

1.高タンパクなフードであること

動物性タンパク質源となっている白身魚は63%も入っています。

タンパク質は筋肉質な体型を維持していくためにはもちろん必要ですし、しっかりとした骨、健康的な皮膚、またホルモンを作るのに必要な土台とも言えるものです。

十分なタンパク質が配合されていますので、マンクスの健康的な体づくりに最適かと思われます。

2.良質なタンパク質を使用していること

モグニャンは赤ちゃんの離乳食にも使われるほどの安全で上質な白身魚をたっぷりと使っています。

3.消化が悪くアレルギーの原因になるかもしれない穀物は使用していないこと(グレインフリー)

猫ちゃんは穀物がほとんど消化できない作りになっていますので、穀物が入っているキャットフードを与えると体に余計な負担がかかってしまいます。

4.人工添加物不使用

原材料は全て人間が口にする食材と同じ水準のもの(ヒューマングレード)を使用していますし、無添加、無着色が最大の魅力になっているモグニャンは危険性のある「エトキシン」や「BHA」、「BHT」といったものは使用していません。

使用している保存料は自然由来のミックストコフェロール(ビタミンE)です。

小さな体をした愛猫に危険なものは摂取させないという徹底さと感じます。

5.オメガ3脂肪酸が含まれていること

サーモンオイル』にはオメガ3脂肪酸という毛艶を艶やかにし、毛並みをサラサラにする効果や健康的な皮膚を保つ栄養が配合されています。

こうした効果以外にもガンの予防や進行を遅らせる効果、ボケ防止、皮膚の改善、関節炎の症状の緩和、免疫力の向上など猫ちゃんにとってとても良い成分と言われています。

良い成分であるにもかかわらず猫ちゃんはオメガ3脂肪酸を自分の体の中で作り出すことができ無いため、意識的に取り入れるためにはオメガ3脂肪酸が配合されているキャットフードを飼い主さんが積極的に食べさせてあげなければならないのです。

その点モグニャンは『サーモンオイル』が入っているので安心です。

オメガ3脂肪酸の成分値は2.08%です。

6.ふさわしい食物繊維が配合されていること

サツマイモ』や『カボチャ』には食物繊維が多く含まれています。

また、『ひよこ豆』にも食物繊維が含まれています。

ひよこ豆』の食物繊維には特徴があり、野菜や穀物に含まれる食物繊維と違い、血液中の脂肪をコントロールしたり、腸内に溜まった有害物質や糖質の吸収を阻害し排出を促す働きもしてくれます


このような食材の食物繊維により便秘を解消し、腸の中をきれいにすることによって免疫力のアップにつながります。

モグニャンがおすすめの理由

ひよこ豆

AS Food studio/shutterstock.com

食物繊維として取り上げた『サツマイモ・カボチャ・ひよこ豆』加えて、『リンゴ』の嬉しい効果についてさらに詳しく説明したいと思います。


猫ちゃんの体に負担となる穀物を使用しない代わりに『サツマイモ』を炭水化物源として使用されていますが、この『サツマイモ』は他の穀物や芋類に比べると、血糖値が上がりにくい(低GI)ことが分かっています。

血糖値の急激な上昇を抑えることでマンクスのしっかりとした筋肉を維持しながらも肥満体型にならないようにサポートされています。


また『カボチャ』に多く含まれるカロチンは皮膚や粘膜の維持に役立ちますので、皮膚疾患になりやすいマンクスのにとって良い食材と言えるでしょう。


『ひよこ豆』はタンパク質としてはもちろん糖質や脂質の代謝を促し疲労回復を助けてくれる『ビタミンB1』、骨の成長や強化に役立つ『カルシウム』体内の余分なナトリウムを排出促進してくれる『カリウム』、細胞の新陳代謝を助ける『亜鉛』など豊富な栄養を含むすばらしい豆なんですね。

その他『リンゴ』が使われており、身体の調子を整えるペクチンが含まれるほか、クエン酸やリンゴ酸も豊富なので、疲労回復もサポートしてくれます。

さらにポリフェノールも含まれていますのでマンクスの健康をサポートし、アンチエイジング効果を期待することができるかもしれません。

赤ちゃんからシニア猫までオールステージ対応

ホームセンターなどの店頭には子猫用、成猫用、シニア用、肥満猫用、ヘアボール用、下部尿路対策用などかなり細分化されたキャットフードが売られています。

しかし、モグニャンは厳選された食材と栄養バランスにこだわっているため、すべての猫の種類に合うように作られています。

また、赤ちゃんからシニアまで愛猫の一生に寄り添うことができるキャットフードですので、年齢や体調の変化によるキャットフードの移行がないという点でもおすすめです。


モグニャンがマンクスにおすすめという理由をご紹介してきました。原材料的にはとても良いキャットフードだと思います。


食いつきに関しては愛猫ちゃんの好みが関係してきますがモグニャンは2018年8月現在、2回分体験できるモニターセットを100円で提供してくれています。

愛猫ちゃんの食いつきを確認することは可能だと思いますので、まずはモニター体験をしてみるのはいかがでしょうか?気に入ってくれると良いですね。

お散歩中のマンクス

Robynrg/shutterstock.com

マンクスのまとめ

日本においてあまり見ることがないマンクスについてお伝えしてきましたがいかがでしたか?

丸々とした体にしっぽのない姿でうさぎのようにぴょんぴょん動く様子はなんとも言えず可愛らしく『ほっこり』とした気持ちにさせてくれます。

また、少し人見知りで内向的な面もありますが、穏やかで飼い主さんには忠誠心をもってくれるというもの魅力的です。

ペットショップなどでなかなか見ることはないので飼ってみたいと思う方は海外のブリーダーと直接のやりとりになることでしょう。

一緒に暮らすことができるなら良い信頼関係を築いていくことができるかわいい猫ちゃんですね。

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