ふらっと立ち寄った保護施設で
出会ってしまった
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それは2年前のこと。冴えない一日を送っていたシーさんは動物に会いたくなりポートランドにある保護施設を訪問しました。そこで出会ったのが生後8週ほどの子猫の兄弟フィンリーとタッカーでした。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/cats-have-hilarious-reaction-to-automatic-feeder
こちらが超仲良し兄弟のフィンリー(右)とタッカー(左)です。
一目見てわかる通り、2匹は離れ離れなんて考えられないほど結びつきの強い兄弟のようです。
こんなに仲睦まじい兄弟なら出会った誰もが心を奪われてしまいそうです。
しかしシーさんには猫アレルギーというどうにもなりそうもない問題が...
モミモミでロックオン!
「私は猫アレルギーだから猫を飼うべきではなかったの。でもタッカーが私の顔をモミモミし始めてしまったの」とシーさん。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/cats-have-hilarious-reaction-to-automatic-feeder
一心不乱にシーさんのお顔をモミモミするタッカー。
英語圏ではこのモミモミ行動をKneading(こねる)と言います。
前脚を踏み踏みしている様子がまるで生地をこねているように見えたことからそう言われているようです。
もちろんこの行動の意味はモミモミでもコネコネでもなく、子猫がオッパイを飲む時の名残から来ているものだと言われています。
つまり一種の愛情表現とも言えますね。
さて、すっかりタッカーにロックオンされてしまったシーさん。
この後、信じられない行動に出たようです。
シーさんの一大決心
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その日はそのまま帰宅したシーさんでしたが、2匹のことが頭から離れません。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/cats-have-hilarious-reaction-to-automatic-feeder
こうして猫アレルギーの女性は2匹を引き取ることになったのです。
「癒しを求める心が猫アレルギーに打ち勝ってしまったの」とシーさん。
猫アレルギーは目のかゆみや充血、そしてくしゃみなどを起こします。
そして酷い方だと皮膚が荒れたり喘息のような症状が出ることもあるのだそうですが、それすらも覚悟の上で大きな決断を下したシーさん。
これから先、本当に大丈夫なの?と思ってしまいますが...
ラブラブが止まらない!
新しい家族のもとで兄弟はより絆を深めて行き、シーさんの2匹への愛も加速していきました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/cats-have-hilarious-reaction-to-automatic-feeder
「2匹は大親友なの。いつも一緒に寝たり毛繕いし合ってるわ」とシーさん。
動画をご覧の通り、男同士の2匹のラブラブが止まりません。
子猫の頃からずっと一緒に過ごしてきた猫ってこんなにも絆が強くなるものなんですね。
シーさんが2匹を引き取った最大の理由が心の癒しだと言うのもこれを見れば納得ですね。
そして抱えていたはずの猫アレルギーも、ここまでは特に問題は無さそうでちょっと安心しましたね。
ゴハン前のルーティーン
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シーさんは2匹の健康維持のためにゴハン前には必ずネズミのおもちゃで遊ぶ運動をルーティーンにしています。やがてネズミのおもちゃはゴハンの合図になって行きました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/cats-have-hilarious-reaction-to-automatic-feeder
一日のほとんどを屋内で過ごすインドアキャットはなにかと運動不足になりがちです。
たかがネズミのおもちゃと思われるかもしれませんが、遊ぶ時の猫ちゃん達は全力投球ですから、かなりのカロリーを消費し筋肉の維持にも繋がります。
シーさんの2匹への本気度が現れているルーティーンですね。
しかしシーさんには一つ悩みがあったようです。
良かれと思って...
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シーさんは2匹のために自動給餌装置を購入しました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/cats-have-hilarious-reaction-to-automatic-feeder
「タイマーがセットできるから早朝5時に起こされずに済むと思ったの」とシーさん。
しかし2匹は装置の音に驚き逃げる始末だったのです。
猫ちゃん達は真夜中や早朝に大運動会をすることがあります。
猫を飼っていらっしゃる方ならそれがどれだけ激しいものかはよくおわかりだと思います。
あともう少し寝ていたいと思うシーさんの気持ちは痛くわかります。
果たして2匹は装置という名のロボットに慣れてくれるのでしょうか。
ロボットに焼きもち?
My cats don’t need me anymore. pic.twitter.com/eMqSISJQqd
—əəɔ (@ceeweb) April 6, 2018
「以前は私におもちゃを持って来てくれてたのに、今はロボットよ。あの子達にはもう私は必要ないのね。グスン」装置の役目を理解し始めた2匹は徐々に距離を縮めて行きました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/cats-have-hilarious-reaction-to-automatic-feeder
「今では装置が鳴ると一目散に駆け寄って行くわ。それが何時に起こるかすらわかってて5分前にはスタンバイしてるのよ」とシーさん。
2匹のロボット愛は増し、しばしばネズミのおもちゃが受け皿に置かれているのです。
こちらはシーさんがツイッターでつぶやいた言葉です。
自動給餌装置を購入する前はゲットした獲物は大好きなシーさんに持って来てくれていたのでしょうが、今ではすっかり浮気されてしまったようですね。
なんとなく切ないですが、装置がちゃんと機能していることは良しとしましょう。
最後に愛は勝つ?!
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今でもシーさんとの触れ合いが大好きな2匹ですが、ロボットがいつも影を潜めています。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/cats-have-hilarious-reaction-to-automatic-feeder
「ロボットに乗っ取られた気分よ。今朝も受け皿にネズミが入ってたし」とシーさん。
AIなどのハイテク技術が簡単に手に入るようになった今の世の中、猫達もハイテク生活にはすんなりと慣れてしまうんですね。
なんだかちょっと寂しい気持ちもしますが、2匹のシーさんへの愛は彼女が思うほど変わっていないのではないかと...
ゴハンをもらう事だけが彼らにとって愛ではないはず。
やはり触れ合う事でお互いを信頼し合うことができる。
こればかりはロボットには真似できないはずなのです。
シーさんと2匹の日常はインスタグラムで!Cats Get Automatic Feeder And Decide To Bring It Gifts