ずっと誰にも見向きもされなかった犬
ただ怯えていた
保護されて間もなく、スタッフはチャーリーが他の犬が苦手だということに気付きました。彼は散歩中、他の犬に突進したり、恐怖から犬舎を覗く来客に吠えました。やがてそれが原因で誰も彼に興味を示さなくなったのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dying-shelter-dog-gets-home
こちらがチャーリーです。
ピットブルミックス風の彼は一見温厚そうに見えますが、皮肉なことに彼の持つ恐怖心が彼から新しい家族に巡り会えるチャンスを奪っていました。
確かに他の犬を追いかけたり、吠えられたりと、飼い主さんも躾に手を焼くかもしれません。
しかし、これが彼の本来の姿だったのでしょうか。
本当の彼の姿を知ってもらいたいのに
スタッフやボランティアはチャーリーが本当は心の大きな犬だとわかっていました。そのためシェルターではみんなに愛され可愛がられていました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dying-shelter-dog-gets-home
「時間が経つにつれてシェルターでの日課にも慣れてくれたのよ」
チャーリーの預かり人であるメアリー・ジョーンズさんはそう話します。
どんな犬でもシェルターという未知の環境に連れて来られると、何が自分に起きているのが理解できないはずです。
最初の頃のチャーリーは、そんな不安な気持ちから人に吠えていたのかもしれませんね。
しかし実際は心の大きな子だと知ってちょっと安心しました。
そしてシェルターではみんなの人気者でこんな風に甘やかされて、なんだか羨ましいですね。
じっくり付き合ってみないと、本来の姿なんてわからないものですね。
1年以上が経過するも…
1年以上経ってもチャーリーに良いご縁はありません。そこでシェルターはのんびりとした環境に移し心のリハビリをすることにしました。しかし新しい環境が少し彼の心を癒したものの、それでも誰も彼に興味を示しません。そこでメアリーさんが預かり人になったのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dying-shelter-dog-gets-home
田舎のように、のんびりした環境で笑顔がはじけるチャーリー。
こんなにかわいい子に、なぜ誰も興味を示してくれなかったのか疑問に思えるくらいです。
しかし今度行く場所は、あたたかい家庭風のセッティング。
メアリーさんのお宅でもっともっと人懐こい子に成長してくれればいいのですが...
チャーリーは人気者!
メアリーさんには犬が3匹いて、そのうちの小さい2匹とは仲良くできましたが、大きい犬とはそりが合いません。そこでメアリーさんは職場でチャーリーをお世話することにしました。するとチャーリーは職場のみんなに愛されるようになりました。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/dying-shelter-dog-gets-home
こちらはチャーリーが職場でみんなの仕事ぶりを監視?している様子です。
なんだかまるで上司のような風格がありますね。
一日中たくさんの同僚達にかわいがってもらえるなんて、嬉しかったでしょう。
きっとみんなは、こんなチャーミングなチャーリーに心を奪われたのでしょうね。
しかしオフィス生活も上手く行っていると思っていたそんな矢先...
悲しい現実が待っていました