発進前に点検をしてみると...
タイヤのそばに何かがいる!
それはアフリカのナミビアでの出来事。ある日トラック運転手が発進する前にタイヤの点検を行っていました。するとそこにはツチブタの赤ちゃんがフロントタイヤにもたれかかっていたのです。トラック運転手は母親のツチブタが近くにいないかと探してみたのですが、見つけることができず、ツチブタの赤ちゃんを拾い上げてトラック会社の事務所に連れて行きました。出典:https://www.thedodo.com/orphaned-aardvark-rescue-namibia-2198147073.html
その後、ツチブタの赤ちゃんは獣医であり野生小動物保護施設のズ―リ・オーファネージの創設者であるエリカ・デ・ジャガー先生の手に委ねられました。
ツチブタはアフリカや中東に生息している動物ですが、人間が開発により生息圏を破壊したため近年では生息数が減っているのだとか。そんな希少な動物のこのツチブタの赤ちゃんがどんな理由で母親と離れ離れになってしまったのかはわかりませんが、トラック運転手が点検をしてくれたおかげで命を拾うことができたようですね。
家族はいなくなったものの命だけは助かったツチブタの赤ちゃん。
不幸中の幸いでした。
しかし、ある日ツチブタの赤ちゃんの前に新たな家族が現れることとなります。
その可愛らしい容姿に一目惚れ
エリカ先生にETと名付けられたツチブタの赤ちゃんは体毛も無く、生後およそ2ヶ月でした。出典:https://www.thedodo.com/orphaned-aardvark-rescue-namibia-2198147073.html
そして先生はETのピンクの肌やツチブタらしい長い鼻を見た瞬間に心を奪われてしまいました。
「それはもう一目惚れだったの」とエリカ先生。しかしエリカ先生はそれまでにツチブタのお世話をした経験が無かったため毎日が試行錯誤の連続だったそうです。
生まれたばかりのツチブタの赤ちゃんには被毛は無く、成長するにつれ灰色っぽい粗めの被毛が生えてくるのだそう。そしてぱっと見にはブタに似ているツチブタですが主食はアリやシロアリでアフリカ・アリクイと呼ばれることもあり、ブタというよりもアリクイに近い生態のようです。
それにしてもETの安らかな寝顔はまるで天使のようですね。エリカ先生が心を奪われてしまったのも理解できますね。しかしこれまでエリカ先生はツチブタの飼育経験が無いということで、果たして上手く育てることができるのでしょうか?
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エリカ先生の育児奮闘ぶりがすごい!