元プロ野球選手の新庄剛志氏(49)が日ハムの新監督候補に挙がっている。
日ハムは2021年10月27日、球団OBの稲葉篤紀氏(49)がゼネラルマネジャー(GM)に就任することを発表した。今季限りで退任した栗山英樹監督(60)の後任は近日中にも発表される見通しで、新庄氏が有力視されている。
新庄氏「一緒にやりたいのはガンちゃん」
球団の正式発表を前にしてSNSでは早くも新庄氏にチーム再建を期待する声が上がり、大いに盛り上がっている。新監督就任が濃厚となってきた新庄氏だが、果たしてどのようなタイプの監督になるのだろうか。
新庄氏は1年前に配信された動画の中で自身の「監督像」について以下のように語っている。
新庄氏は20年10月4日に配信されたユーチューブチャンネル「岩本勉チャンネル」の動画に出演し、日ハムの元同僚で同学年の岩本勉氏(50)と対談。その中で自身が監督に就任した際の青写真を語っている。
番組の中で新庄氏は、もし監督になったらとの前提で「一緒にやりたいのはガンちゃん(岩本氏)。ピッチングの事は俺良く分からない。気持ちが若手を育てれる。俺はそういうとこ見えるから。あとはダルビッシュ。あいつも面白いと思う」と構想を明かし、次のように独自の見解を示した。
新庄氏「残り少ないやんか死ぬまでに」
「今初めて言うんだけどもプロ野球の監督は俺。ピッチャーの監督はガンちゃん。野手の監督は誰々。メンタル監督は誰々。チームに4人監督がいてもよくない?俺監督になります。監督4人にしてくださいって言う。最初に言うね」。
岩本氏とのトークは熱を帯びる一方で随所に新庄節が炸裂。新庄氏は「残り少ないやんか死ぬまでに」と前置きし、独特の観点から持論を展開した。
「それまでに楽しいことを仲のいい人間とやりたいなというのが正直な気持ちで。仲のいい人間と楽しくやってたら周りも楽しいのよ。見えるのよ外から。気付いたらこの輪が、ファンと選手と監督で野球の輪が出来てくるから。それが世間の話題になるし、芸能の方にも扱われるし。それってね、まあ俺そのプロだから」
日ハムは残り2試合で10月30日のロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)が今季の最終戦となる。
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