今回は、茨城県鹿嶋市にある総本社、『鹿島神宮』について御紹介致します。
鹿島神社は、全国に約600社ほどあり、多くの人の信仰を受けてきた神社です。
境内はなんと東京ドーム15個分ほど!
広大な芸大には、見どころがたくさんあります。
鹿島神宮の歴史は大変古く、初代天皇である神武天皇の時代に遡る関東最古の神社です。
御祭神は、武神や国の守護神などとして信仰されてきた"武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)"
鹿島神とも呼ばれています。
▼ 大鯰の碑
武甕槌大神は、地震を引き起こすとされていた大鯰を抑える神としても知られており、安政の大地震の頃に盛んに描かれれました。
鹿島神宮に「大鯰の碑」の他、大鯰の頭を抑えていると伝わる「要石」もあります。
要石は千葉県の香取神社にもあり、そちらは大鯰の尾を抑えていると言われています。
▼ 要石
▼ 楼門
日本三大楼門の一つである「楼門」は、江戸時代に奉納されたものであり、重要文化財に指定されています。
元々は檜皮葺の屋根でしたが、昭和40年代に銅板葺に変わったそうです。
ちなみに日本三大楼門は茨城県の鹿島神宮、熊本県の阿蘇神社、福岡県の筥崎宮です。
▼ 本殿
社殿は本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟で構成されています。
こちらも重要文化財です。
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広ーい鹿島神宮。見どころはまだまだあります。
▼ 君が代に出てくる「さざれ石」
▼ 御手洗池
鹿島神社の中で最も印象深い場所が、こちらの「御手洗池」です。
一日に40万リットルもの湧水が湧いており、鯉も泳いでいます。
この世のものとは思えない、とても幻想的な風景です。
鹿島神宮の広い境内には食事処もあり、御手洗池の側にある店では三色団子やみたらし団子を食べることができます。
腹ごしらえしながらゆっくりと境内を廻るのもいいですね。
鹿島神宮の祭儀
鹿島神宮では一年中祭儀が行われおり、その数は年間約90。
中にはこんなお祭りも…
▼ 12年に一度行われる「御船祭」
祭神である武甕槌大神と香取神宮の御祭神である経津主大神が水上で出会うこの祭りは、12年に一度行われる大切な祭りです。
鹿島神宮最大の祭りであり、約1700年前から伝わっているそう。
前回は平成26年に行われたので、次は11年後になります。
他にも、9月1日に行われる例祭、提灯まち、神幸祭や、9月2日に行われる行宮祭、11月23日に行われる新嘗祭など、数々の祭が行われています。
ぜひ公式ホームページでご確認下さい。
茨城県鹿嶋市宮中 2306-1
※この記事は許可を得て公開しています。