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AIGグループ テックマークジャパン 延長保証サービス業界トップをめざし事業戦略を加速 独自 Warranty Touchpoint やビッグデータ活用でリード


テックマークジャパンは、延長保証プログラムの開発・運営を行うAIGグループの一員で、顧客企業のニーズに合わせた保証制度を提供しています。新社長に就任した長谷川俊哉氏と福永将氏が今後の戦略を発表し、サービス品質向上・業務効率化、Warranty Touchpointの有効活用、データ分析による品質改善などを通じて業界トップを目指す方針です。延長保証はユーザーに長期間の安心を提供し、企業には修理データを通じてユーザー接点の維持やマーケティングデータの取得を可能にします。今後、対象製品の拡大や新規クライアントの獲得を積極的に進め、SDGs目標達成にも貢献する予定です。

AIG損保やアメリカンホーム医療・損害保険など、AIGグループに属し、メーカー・販売店・不動産管理会社・インターネットサービスプロバイダー・クレジットカード・リース会社などに対し、延長保証(ワランティ)プログラムを設計・運営するテックマークジャパン(本社:東京都墨田区)が、業界トップへ向けてさらに打って出る。

テックマークジャパン新社長に就任した、長谷川俊哉 代表取締役社長 兼 CEO、同社 営業部西日本営業課 福永将 大阪第1営業チーム長らが、今後の事業戦略「サービス品質向上・業務効率化」「Warranty Touchpoint」「製品・修理データの分析による品質改善・本業支援」などについて説明した。

テックマークジャパンの強み

テックマークジャパンは、クライアント企業のニーズや環境にあわせた延長保証制度の設計・運営、コンサルティングサービスを展開する、AIGグループ企業。

ここでいう延長保証は、メーカー保証終了後の自然故障に対し、修理保証規約に準じて無償修理を提供するサービスで、テックマークジャパンは家電や自動車などのシンプルな延長保証制度の運営だけでなく、新しい分野の商品やさまざまなサービスとの組み合わせなど、さらなる付加価値を提供している。

自然故障:製品の取り扱い説明書やマニュアルなどに従い正常に使用したにもかかわらず発生した電気的かつ機械的な故障

テックマークジャパンが手がける既存のクライアント企業製品にはこんなものがある。

◆生活家電―――冷蔵庫、洗濯乾燥機、掃除機、電子レンジ・オーブン、エアコン、空気清浄機、除湿器、ウォーターサーバー、浄水器、シェーバー、美顔器など

◆住宅設備機器―――給湯器、換気扇(レンジフード含む)、温水洗浄便座、浴室換気乾燥機、IH クッキングヒーター、ガスコンロ、システムキッチン、システムバスなど

◆AV機器―――テレビ、デジタルカメラ、DVD(ブルーレイ)レコーダー、ビデオカメラ、オーディオコンポ、ホームシアターなど

◆PC関連機器―――デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット、プリンター、ゲーム機、AIスピーカーなど

◆自動車関連―――新車、中古車、カーオーディオ、カーナビゲーション、リユースパーツ、リビルト品など

◆その他―――介護福祉用品、補聴器、セキュリティ関連機器、セルフケア機器、電子楽器、ウエアラブル機器、ドローン、ロボット、めがね、太陽光関連

―――こうした既存クライアント企業へのサービス強化を図りながら、長谷川俊哉 代表取締役社長 兼 CEOは、「こうした業種・業態以外でも、今後はどんな分野でも延長保証サービスを展開し、業界トップをめざす」という。

では、そもそも延長保証のメリットはどこにあるか。エンドユーザーとクライアント企業の双方にとってメリットをチェックしていこう。

エンドユーザーの延長保証加入メリット

ユーザーにとっては、突発的で高額な修理に不安を感じることなく、長期間安心して製品を使えるというメリットや、修理費用の上昇に備えることもできる。

企業の延長保証提供メリット

企業にとっては、購入時から長期間にわたりエンドユーザーへ安心を提供でき、修理サービスを通じて、購入後もエンドユーザーとの接点を維持できる。

「ユーザーのマーケティングデータが得られるのも、企業にとってはメリットがある」(福永 大阪第1営業チーム長)

また、長期的な修理データの収集・活用が実現し、アフターサービス強化による他社との差別化も図れる。

さらにうれしいのは、カスハラなどへの解決策としての一手にもなることだ↓↓↓
https://www.techmark.co.jp/extended_warranty/merit_corporate.html

―――そんなテックマークジャパンが展開する延長保証サービスの今後の3つの戦略について詳しくみていこう。

既存クライアント企業の支援強化

テックマークジャパンは今後、新しい延長保証プログラムの開発(対象製品・対象範囲の拡大)や、延長保証の付帯率アップ(クライアント企業・販売店との連携強化)なども図っていく。

具体的には、「延長保証の認知度UP・ニーズ喚起」「販売スタッフの知識(メリット、保証範囲、セールストーク、申込手続きなど)」「販売戦略・商品価格と保証料のバランス」「販売ツールのアップデート」「業務フローの改善・DX」などをあげていた。

新規クライアントの積極獲得

また今後は新規クライアントも積極的に獲得すべく、テックマークジャパンの延長保証サービスを広げていくという。

具体的には、「業務用製品(オフィス空調、ホテル給湯機器 など)」「Non-Mechanical 製品(めがね、家具、アパレル など)」「獲得ルートの拡大(損害保険会社・親密金融機関・AIGネットワークの活用)」をあげていた。

サービス品質向上・業務効率化

テックマークジャパンはさらに、サービス品質向上・業務効率化も加速させる。

たとえば、修理受付オペレーターへの定期アセスメントによる品質の可視化や、修理受付オペレーターの知識強化(製品知識・修理知識)、顧客の声の分析強化などでサービス品質向上を図る。

また同社独自の、延長保証の申込から修理までワンストップで対応可能な管理プラットフォーム「Warranty Touchpoint」を有効活用し、データ分析によるリソース配分の適正化、業務委託先の選択肢多様化、従業員・協力会社社員のスキルアップなどで業務効率化を図っていく。

Warranty Touchpoint の導入メリット

テックマークジャパンの延長保証サービスで注目の「Warranty Touchpoint」は、導入後にこんなメリットを生む。

たとえば申込み時は、オンライン上でシンプルな手続き、保証料のオンライン決済などを。

また契約管理フェーズでは、デジタル保証書発行、スムーズな契約変更手続き、オンライン契約照会・管理などで効率がアップする。

さらに実際の修理タイミングでは、オンライン上でのシンプルな修理依頼、タイムリーな進捗確認ができる。

製品・修理データの分析による品質改善・本業支援

さらに、製品・修理データの分析による品質改善・本業支援も加速。

延長保証の修理データを活用すると、メーカー・製品別修理データの詳細レポートをもとに各メーカーとの仕入交渉に活用できたり(品質改善)、本来交換不要な部品まで含めて交換してしまっているケースを特定し修理コストを抑えることに成功(コスト削減)、対策品・メンテ品や高交換率品の経過および将来予測を検証し必要在庫推定の基礎情報に活用(部品在庫管理)、メーカー保証終了後の故障頻度が高い部品を特定し品質改善に活用(仕入交渉)、拠点(店舗)単位・製品単位保証付帯率・リピート率を測定し効率的な販促策の策定に活用(販売支援)などに期待できる。

SDGs目標達成にも貢献、直近のサービス事例にも注目

テックマークジャパンは、「生活に身近な家電製品等の修理費用は軒並み上昇傾向」「製品の高機能化、構造の複雑化が修理費用を押し上げている」「部品代、工賃、出張費の中では部品代の上昇率が最も高い」「修理費用の拡大は購買意欲・購入単価に影響を与える」といった背景から、物価や修理費用の上昇へ対応するために延長保証のニーズが拡大すると見込み、同社の延長保証サービスを拡充させる。

「テックマークジャパンはさまざまな製品の修理を取り扱う延長保証事業を通じて、「住み続けられるまちづくり」(SDGs11)、「つくる責任・つかう責任」(SDGs12)を意識して“環境保全”に取り組んでいきます」という。

―――最後に、福永将 大阪第1営業チーム長が伝えた、直近のサービス活用事例が興味深い。

「ガス機器メーカーの延長保証事例では、契約維持の効果・延長保証の導入は契約流出の防止に貢献するうえに、顧客の囲い込みが実現する。

自動車(車検)では、リピート・再購入の効果がある。車検入庫率と再購入率アップにもつながる。たとえば、未加入だと再購入率が4割のところを、7割へとアップする」

そんなテックマークジャパンの延長保証サービスの詳細は、公式サイトへ↓↓↓
https://www.techmark.co.jp/

長谷川俊哉 社長プロフィール

テックマークジャパン株式会社 代表取締役社長兼 CEO

カリフォルニア州立大学サン・バーナディーノ校にて経営学修士号を取得し、AIG でのキャリアを開始するまでの約 10 年、海外の金融機関で資金管理や貿易金融に携わり、日系多国籍企業とのリレーションシップマネージャーとしても勤務。

その後 2005 年に、日本における AIG グループを統括するリージョナルトレジャラーとして AIG に入社し、AIG Inc.のサムライ債起債、富士火災の TOB、東日本震災時の資金調達などを牽引。

2014 年にはアメリカンホーム医療・損害保険株式会社の CFO に就任し、ファイナンス組織の再構築や、監督当局との強固な関係構築などに尽力。

2024年 12月より、テックマークジャパン株式会社 代表取締役社長に就任。

AIG ジャパン・ホールディングス株式会社のリージョナルトレジャラー兼資本管理担当も兼務。

福永将 大阪第1営業チーム長プロフィール

営業部西日本営業課大阪第1営業チーム長

2010 年に創価大学を卒業後、家電をメインとした生活用品メーカーに営業として就職。

大手ホームセンターを主要クライアントとして持ち、商品本部でバイヤーへの新商品や企画の導入提案を行うだけでなく、クライアントの店舗を回り、売り場づくりや店頭販売にも従事。

その後、2017 年 9 月にテックマークジャパンに入社。2 年間東京本社で勤務した後、2019 年より大阪にて勤務。

現在は、住宅設備メーカーを中心に担当し、延長保証を活用することによるクライアントの製品の販売増や他メーカーからのシェア奪取の支援を担当。新商品への保証プランの作成やクライアント企業の営業担当者に対する延長保証に関する講習会等で全国を飛び回る。

ハガキでの保証申込プログラムのデジタル化や自社保証を行っていたクライアントのプログラムのアウトソースなどでこれまで、社内で 2 度の社内表彰を受賞。

問屋や小売店に納品して終わりではなく、エンドのお客様が購入するまでのサポートを心掛け、シーズントレンドなどの様々な特需にアンテナを張りめぐらす日々。

他メーカー製品とのクロスマーケティングといった前職で培った知見を活かしモノ売りから無形のビジネスでの挑戦を続ける。

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