

これまるで、「博報堂のプロフェショナルチームをいつでもどこでもすぐに組める」と錯覚してしまうほど、社内だけでは生み出せなかったクリエイティブを企画・実施できるじゃないか―――。
いやこれ、錯覚じゃない。ほんとうに「できる!」と実感した。
それが、博報堂テクノロジーズ マルチAIエージェント業務支援ツール Nomatica ノーマティカ

めまぐるしくテクノロジーが進化し、価値観・ニーズが多様化するいま、マーケティングに求められる情報量とスピードは、人間の限界を超え、従来の属人的な分析や企画アプローチでは、スピード・質ともに限界がきている。
マーケティングの現場にスピードと多様性が求められるいま、新しいSNS・習慣から生まれる急速なトレンドや、細分化されたコミュニティインサイト、膨大なインサイトなどを統合した製品・販売・PR戦略の立案の現場に、AIエージェントが注目を集めている。
今回、博報堂テクノロジーズのマルチAIエージェント業務支援ツール「Nomatica」(ノーマティカ)を体験して、冒頭のように「博報堂のプロフェショナルチームがいるようなスピード感とサポート」を実感する。
AIエージェントと人の共創でプロセスを自動化

博報堂テクノロジーズは、これまで「プロフェッショナルAIエージェント」を各業界・業種へ派遣し、AIエージェントと人との共創によって、競争力の高い組織へと変革させてきた実績がある。
たとえば、飲食業界での「ホールスタッフ再現」、小売業界での「購買・交渉担当再現」、HR業界の「人事・面接担当再現」、保険業界の「事故受付担当再現」などだ。
HR業界「人事・面接担当再現」では、面接担当のAIエージェントを企業に派遣し、応募者との面接や社内の面談をAIエージェントに任せると、面接実施後、即座に評価レポートが作成され、事前に取り込んだ経歴書などの書類の内容を合わせて、応募者を評価し、書類審査から一次面接の実施までを完全自動化できた。
1人1人が複数AIエージェントを使いこなす業務スタイルが標準化


「人が『新たな価値の創造』に集中し、AIエージェントが『成功確度の向上』を担い、共創することで、大量のインサイトを高速で収集分析し、価値ある製品・サービスの市場投入がいち早く実現できる」
そう説くのは、博報堂テクノロジーズ 畠山卓也 プロダクト責任者。
博報堂テクノロジーズのマルチAIエージェント業務支援ツール「Nomatica」(ノーマティカ)を導入することで、AIエージェント・人間の共創型の新しいマーケティングのかたちが実現し、AIエージェントと人の共創前提の組織で、1人1人が複数AIエージェントを使いこなす業務スタイルが標準化するという。
マーケター2名 1年半で製品化も実現


たとえば、マーケター2名で短期で製品立ち上げを求められている現場で、AIエージェントを導入したことで、ターゲット市場調査レポート作成5本、業界プロエージェントへの初期企画壁打ち、調査結果からペルソナ・4P戦略等を初期企画、製品企画書骨子作成、ブランドコンセプト初期企画・壁打ち、想定ペルソナエージェントへのインタビュー、営業資料の骨子作成、販売チャネルのリサーチ・壁打ち、LP構成案/コピー等企画・壁打ち、製品企画書からプレスリリース文作成、広告KVの想定ペルソナエージェントへのABテストなどを経て、組織設立から1.5年で、マーケターがたった2名で、新製品 6件PoC実施、うち1件が正式リリースできたという。
そこであらためて、博報堂テクノロジーズのマルチAIエージェント業務支援ツール「Nomatica」(ノーマティカ)の特長をチェックしていこう。
多様な専門家エージェントや生活者エージェントが自律的に連携し、適切な回答や多様な企画案を提供


博報堂テクノロジーズ マルチAIエージェント業務支援ツール「Nomatica」(ノーマティカ)は、自律的×専門的なマルチAIエージェントを活用した業務支援ツール。
多様な専門家エージェントや生活者エージェントが自律的に連携し、さまざまな業務に対して、適切な回答や多様な企画案を提供してくれる。
マルチAIエージェントの優位性



マルチAIエージェントは、「異なる人格/知見を持つ複数のAIエージェントが回答」「博報堂DYグループの生活者データや法務・AIなどの専門知見が活用できる」「その企業や外部データによる独自AIエージェントも構築できる」といった機能性で、「Chat GPT」などのチャット型AIとはまったく違う高度なアプローチを実現できる。
商品開発など複雑なタスクや専門性の高い業務、たとえば「新商品アイデア創出」「商品企画における初期的な顧客インタビュー」「パッケージデザインに関するUXリサーチ」「広告クリエイティブのリスクチェック」などでいっしょに活躍してくれる。
この AIエージェントという形式をとることで、「チャット型の生成AIを全社導入したが、利用が全然進んでいない……」「生成AIサービスの導入を検討しているが、本当に使われるか不安……」といった課題への有効な打ち手となる。
AIエージェントとの良好なコミュニケーションも磨ける

多様なアイデア創出、物理的な制約(時間や距離)解消、企画推進のサイクル、企画・提案書などの品質などを飛躍的にアップデートさせる博報堂テクノロジーズ マルチAIエージェント業務支援ツール「Nomatica」(ノーマティカ)。
「マルチAIエージェントを活用することは、イコール優れたリアルのプロフェショナルチームを組むのと同じ。だから、チームリーダーである人が、リアルな人とのコミュニケーションを磨いていくのと同じく、AIエージェントとの良好なコミュニケーションをとっていくというスキルアップにもつながる。ただ、AIエージェントは24時間休まず仕事してくれるのがいい」といった話もあった。
◆Nomatica ノーマティカ
https://www.nomatica.hakuhodo-technologies.co.jp/

