ドイツには「犬猫の殺処分が存在しない」と、ご存知でしたか?
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現在、日本では年間約14万匹もの犬猫が殺処分されています。
これは1日に約350匹も処分されている計算になります。
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ドイツは欧米諸国の中でも、動物福祉にかなり力を入れている国。
そんなドイツには「ティアハイム」という、行く場所を失った動物を保護する施設があります。
ティアハイムはドイツ語で動物の家という意味。
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ドイツには殺処分は存在しません。
ティアハイムに保護された動物達は、無期限でそこにいられます。
ティアハイムにいる動物は、犬猫をはじめ、うさぎや馬、カメなど様々。
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ドイツで動物を飼いたい方は、ペットショップには行きません。
なぜならドイツの殆どのペットショップでは、動物を陳列販売することが禁止されているからです。
動物を飼いたいひとは、ブリーダーに直接頼むか、ティアハイムに譲渡してもらうかを選びます。
これで衝動的に動物を飼ってしまう人が減り、可哀想な動物も生まれにくいという訳ですね。
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ドイツには、犬が暮らしやすい条件がたくさんあります。
・殆どの場所でリードがいらない(大型犬は義務付けられている)
・公共の乗り物に乗られる(大型犬は子供料金を払う)
・殆どの施設に一緒に入れる(食品を扱うお店は禁止されている所もある)
・殆どのレストランに同行可能
犬の自由が尊重されている代わりに、飼い主には犬税を支払う義務があります。
月に約1000円程度(1匹につき)ですが、これは無責任な飼い主を減らすために役立っています。
今これを読んでいるこの日にも、日本では何百匹もの動物が処分されます。
日本もドイツを見習う必要がありそうです。
まず今の私達に出来ることは、責任持って動物を飼うことですね!